オープンフェイスのヘルメットでバイクに乗るライダーにとって、まさに必需品といえるアイテム、「サングラス(またはシェード)」。
今回は、そんなバイク用サングラスに焦点を当てて記事を書きたいと思います!
バイク用サングラスとは?
ライダーの多くは安全性を考慮して、フルフェイスの純正シールドや、オープンフェイスにシールドを装着している場合が多いのではないでしょうか。
オープンフェイスヘルメット(ジェットヘルメット)などにこだわりがあり、どうしても「バイク用サングラス」じゃないとダメ!という方以外は、馴染みが薄いかもしれませんね。そう考えると、バイク用サングラスとは、オシャレにこだわりたいライダーが身に付けるファッションアイテムに近いのかもしれません。
しかし、たかがサングラス、されどサングラス。バイク用とうたっているだけあって様々な工夫が凝らされていますし、何よりファッション的観点からも、個性を出すにはうってつけのアイテムなのです。
バイク用サングラスの特長
1:ヘルメットと干渉しにくいハイカーブデザイン!
通常の眼鏡やサングラスの場合、直線的なデザインになっており、ヘルメットを被った時に押し込まれてしまったりと、かえって走行の妨げになってしまいます。せっかく虫やゴミから目を守ってくれるのに、気になって走行に集中出来ないのは本末転倒です。
ではバイク用サングラスのデザインを見てみましょう。バイク用サングラスを上からよく見るとわかるのですが、かなりのハイカーブとなっています。スポーツ用サングラスも同様の作りなのですが、この形のメリットは風の抵抗を受けにくく、顔に密着させることでサングラスがずれにくい作りとなっています。まさにライダーにピッタリのデザインです。
2:風の巻き込みを軽減!
次にバイク用サングラスのディテールを見てみましょう。サングラスを裏側から見るとレンズの回り、縁に沿うように枠のようなものが付いているのかおわかりになりますか?この枠のようなパットが風の巻き込みを抑え、バイク走行中の目へのストレスを軽減します。この部品は取り外し可能となっており、必要に応じて取り外しすることが可能です。
3:偏光&調光レンズでさらに快適に!
「偏光レンズ」の役目は、入ってくる光の方向を制限して、乱反射を防ぎ視界をクリアにします。例えると窓についているブラインドのようなものでスキーやゴルフ、マラソンなどのスポーツシーンで多く利用されています。雪やグリーン、アスファルトからの光の乱反射を抑えてそれぞれのフィールドを見やすくします。
欠点として液晶画面を見ると黒っぽく見えてしまうのと、偏光機能を持った別のレンズやガラスを見ると縞々に見えてしまいます。
「調光レンズ」の役目は、周囲の紫外線の量でレンズの色の濃さが変わります。紫外線量の多い晴れた日に走るとき、色が濃くなり眩しさを軽減します。
ここで注意したいのが、明るさによって濃さが変わるわけではないこと。例えば曇りの日でも紫外線量が多ければ色が濃くなります。
しかし最近では光の明るさにも反応して色が変化するレンズも登場してきています。調光レンズの機能には寿命があり、2年ほど(レンズにより差はあるそうです)経過すると経年劣化が生じます。
私も上記機能を持つサングラスを購入して使用していますが、実際の使用感としては、昼間のアスファルト走行は快適で見やすく、ジェットタイプのヘルメットを使用しているのですが干渉もありません。パットがあることでしっかりとした装着感で目をガードしてくれます。
肝心のモテるかどうかは、現在計測中です……。
バイク用サングラスはオシャレかつバイク走行を快適にする、機能性とデザイン性を持ち合わせた一挙両得なアイテムです。
自分に合った、もそうですがバイクのタイプやカラーに合わせてオシャレを楽しむのも良いでしょう。皆さんも是非お試しください!