以前、腰に巻き付けるキックボードについてご紹介させていたが、今回紹介する「Trideck」はそういった収納や持ち運びのことなどはあまり考えられていないギアだ。いわゆるロングスケートボードを3輪(前二輪)にして安定性を持たせたと思って貰えればいいだろう。ただし、このちょっとした工夫により、様々なメリットが生み出されている点が面白いので紹介させていただこう。
3輪+空気入りタイヤ採用で、どこでも走れるようになった
従来のスケートボードは、操作性の面白さなどが人気となっていたが、その車輪の小ささや固さゆえに限られた場所でしか走行できないという問題を抱えていた。しかし、この「Trideck」はフロントを二輪・リアを一輪にし、また車輪も12インチと大きくし、空気入りのタイヤを採用することで、どんな道でも快適に走行することが可能となっている。
誰にでも操作が簡単な「Trideck」
車輪の数を三輪にしたことにより安定性と駆動性が上がっているのみならず、簡単に曲がれる点にも注目したい。さらに取り外し可能なハンドルを装着する(キックボードのようになる)ことで、操作がより楽になるのだ。もはやスケートボードとは完全に一線を画した存在のようだ。
様々なシーンで活躍できそうな要注目の「Trideck」
本体重量は約6.8kg。「Trideck」は、現在230ドル(約2万7,000円)の定価で販売されている。この仕様なら通勤にプライベートにと、さまざまなシーンでの活躍が期待できることだろう。今まで「乗れそうにない…」といった理由からスケートボードに乗れなかったという層にもアピールできそうだ。
参考 – Trideck、Youtube : Trideck – 3 Three Wheel Skateboard
Writer:
K.Y