BMW製エンデューロモデルには、トップモデルとして「R1200GS」が君臨しているが、その優れた長距離ツーリング性能を継承しているのが「F800GS」と「F700GS」。
これら2台が、デザインなどを変更。新色も採用し生まれ変わった。
いずれも798cc水冷4スト2気筒エンジン搭載、低燃費と扱いやすい出力特性が魅力
最高出力85psを発揮し、よりオフロード性能に優れているのが「F800GS」。
最高出75psの「F700GS」は、低いシート高などでシティユースでより乗りやすいのが魅力だ。
ロゴデザインもニュータイプに
新型の主な特徴は以下の通り。
金属的なガルバノ・フィニッシュを施したサイドカバーや新ロゴデザイン採用。
イグニッション・ロックカバーやエアボックスカバーを新形状に。
シートを2トーンカラーに。
また、新型にはそれぞれのスタンダードタイプに、ローダウン・パッケージを採用。
「F700GS」スタンダードはシート高765mm(ハイラインとプレミアムラインは790mm)
「F800GS」スタンダードはシート高820mm(ハイラインとプレミアムラインは850mm)
いずれも、抜群の足着き性や乗り降りのやりやすさも実現している。
グリップヒーター、オンボードコンピューター、パニアケースホルダーなど、高いユーティリティ性を誇る装備は従来通り。
また、それぞれのプレミアムラインには、電子調整式サスペンション「ESA」と危険な路面状況でエンジン出力を制御する「ASC」を標準装備する。
カラーバリエーションは各モデル3色を用意
「F800GS」のカラーバリエーションは、ライト・ホワイト、レーシング・ブルー・メタリック・マット、ブラック・ストーム・メタリックの3色展開。「F700GS」はライト・ホワイト、サキール・オレンジ・メタリック、ミネラル・グレー・メタリックの3色だ。
なお価格は、「F800GS」が142万円〜152万5,000円(税込)。「F700GS」が125万円〜135万5,000円(税込)となっている。
いずれも2016年2月26日より発売だ。
参考 – BMWモトラッド