ヤンキーの”3ケツ(3人乗り)”、東南アジアで見られる”4人乗り”や、”一家全員(5〜6人乗り)”など、一部のアウトローや海外では良く見かける、バイクの複数人乗り。
日本の法律では、バイクで乗れる人数は基本的には2人まで。サイドカー(側車)付きであれば最大3人までは乗れますが、実際のところ、バイクって何人乗れるのだろう…。そんな素朴な疑問に答えるべく、いい年したオジさんがチャレンジしてみました。
耐えてもらうバイクはコチラ!
今回犠牲になってもらうのは、スポーツスター883です。ぱっと見、結構な人数が乗れそうな気がしますが、果たして何人乗れるのか?
それでは早速チャレンジスタート!
まずは1人目。おっかなビックリな感じで、ちっちゃいおっさんが跨ります。
続いて2人目。大柄のこれまた丸刈りオヤジが跨ります。
「なるべく詰めて乗ってくださ〜い!」という指示に素直に応じてくれたのはいいのですが、二人とも丸刈りなので、ちょっと見た目がガチムチな感じになってしまいました。
さらに3人目。ここでようやく、通常の乗車位置に1人腰掛けます。
続いて4人目。順当に座っていくと、4人目でタンデムの位置になります。おっと、既に最前線(ハンドル側)のちっちゃいおっさんが苦しそうだ!
そろそろキツくなってきたか?5人目。オトコが密着しすぎて気持ち悪いので、無理矢理逆向きで乗りました。
さらに6人目。もはやリア側にスペースは残っていないので、フロントタイヤ付近にライドオン!
ダメ押しの7人目!
もはや乗るスペースはどこにもないため、最後部が抱っこするという荒技を披露!
7人乗りが限界だった…
ということで、バイクは7人乗りが限界でした。キャパ的にも絵ヅラ的にも。実際のところ、小柄な男性や女性であればもう一人くらい乗れたのかもしれませんが…。
なお今回は、インドの軍事パレードみたいなプロの曲芸ではなく、あくまでも素人のできる範囲で乗ってみました!
結果、ここが偉い!
結果、一番頑張ってくれていたのは、サイドスタンド君でした。全員一斉に足を離し、全体重をバイクにかけても折れませんでした。
平均体重65kgのおっさん7人=約455kg+αの重量が掛かってもビクともしないなんて、スポーツスターのサイドスタンド&フレームは、思っていたよりはるかに強靭でした! めでたしめでたし。
協力 – e-pub、