WESCO、WHITES、Danner、RED WINGなど、ブーツ好きにとって最高のブーツとは、自分の足にぴったりとフィットする「オーダーメイド」のブーツだ。
今回はそんなブーツファンの願いを叶えてくれるショップとして、先週土曜日に原宿にオープンした、新進気鋭のブーツメーカーを紹介したい。
原宿に店舗を構える「DERIVE(ディライブ)」
DERIVE(ディライブ)で取り扱う商品は、全てDERIVEオリジナル商品となっており、セミドレスからエンジニアまで様々なモデルを取り揃えている。
ユーザーの理想とする究極の一足を目指し、一人一人の足を実際に採寸し、レザー・カラー・ステッチ・ソール等、豊富に取り揃えたバリーエーションから選択が可能だ。
また、製法は基本グッドイヤーウェルト製法というコダワリにも注目していただきたい。
グッドイヤーウェルト製法(Goodyear welt process)とは?
グッドイヤー製法とも言うが、正式にはグッドイヤーウェルテッド製法。 19世紀初めごろ、米国のチャールズ・グッドイヤー二世が、それまで手縫いだった靴を機械化に成功したためこの名が付いた。
現在ではセメント式など、簡素化した製法が発達したため少なくなったが、本格派の高級紳士靴などには、今でもこの製法が使われている。他の製法に比べ、職人の技術が重要なことと、多くの部品と手間がかかる分、たいへん丈夫で長持ちする、しなやかな靴が出来上がるのが特徴。
ローファーも取り揃えている
ローファーとは靴紐がなく、革の弾力を利用して足にフィットさせる構造である。男性用靴として進歩した歴史があるが、履きやすさと高いデザイン性のため、男性だけではなく女性にも愛されているモデルだ。
DERIVEではこの歴史を踏まえつつ、独特の感性をデザインに落とし込んだ秀逸なローファーも取り揃えている。
こう言ったら語弊があるかもしれないが、エンジニアブーツなどは、”そのカタチ”になっていれば、ある程度カッコ良く見えてしまうものだ。しかし、ローファーというモデルに関して言えば、カタチがシンプルであり、一切の妥協は許されないモデルだけに、粗も目立ってしまうが、仕立てのキレイなモノには、完璧なまでのクオリティーが際立つ。
DERIVEがローファーをラインナップに入れているということは、”言わずもがな”である。
熟練された知識と経験を積んだスタッフが、疑問・不安点などを事前に解消し、最後までサポートしてくれる。
また、サイズは20cmから用意しているため、ブーツのオーダーをしたい女性の方にも優しい。
ブーツの購入を考えている方であれば、既製品を買う前に一度DERIVEを覗いてみてはいかがだろうか。ブーツに対する考え方が少し変わるかもしれない。
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参考 – DERIVE、画像 – OUT OF MIND