スポーツカーは、普段なかなか出会うことがない筆者にとっては憧れの存在でもあります。あまりときめくような、スポーツカーに出会うことはないのですが、このアストンマーティンの「V8 Vantage S」は、久しぶりに衝撃を受けた1台です。
「V8 Vantage S」GT選手権での実力
「V8 Vantage S」には、2112年のGT選手権で40勝をあげたアストンマーティンの成果が組み込まれています。コンセプトは、「レースに出場できるスポーツカー」。アストンマーティンが、数々のレースやGT選手権で培われた経験をいかし、ドライバーの視点から新しいスポーツカーとしてつくられたモデルです。
「V8Vantage S」エンジン性能と100年の歴史
エンジンは、アストンマーティンの100年の歴史の中でも、最強といわれるV8エンジン。先進アルミニウム構造のVHプラットフォームは、俊敏性や安全性も高く、宇宙航空の新しいテクノロジーが応用されています。また、バイパスバルブの制御マップの書き換えを行うことで、「V8 Vantage S」にふさわしいマフラーからのサウンドを感じることができます。
最強のエンジン
- 最高出力:436PS
- 最大トルク:490Nm
- 最高速度:約304km / h
- 加速:0〜100km / h 4.8秒
フロント・ロア・スポイラーには、大型エアインテークを使用。また、リア・スプリッターとデッキリッド「フリップ」の調和は、高速での走行に力強さと存在感を演出しています。
「V8 Vantage S」コックピットの美しさ
コックピットとしてのクオリティも高く、シートやドアパネルの素材にもこだわったデザインになっています。そのクオリティの高さは、ドライバーの個性や独自性を尊重できるよう、カラーと素材の選択が数千通りになることからもわかります。ここに、世界でもっとも美しい「V8 Vantage S」としての誇りを感じることができます。
新しい独自のシステム「AMi III」
インフォテインメントによって、位置情報や音声通信などが今よりもっと車外環境との接続を可能にしていくことができます。「V8 Vantage S」の新しいシステムである「AMi III」は、人間工学を取り入れた直感的に操作できるディスプレイを採用しています。また、幅広いオプションから選択できるディスプレイがあるのも、アストンマーティンとドライバーのスタイルの調和を可能にできるモデルであるといえます。
人間工学的な設計とテクノロジーの融合
スポーツカーとしての走る楽しさや性能だけでなく、ドライバーの安全性に配慮したシステムが実現されたアストンマーティンの「V8 Vantage S」。人間工学的な設計とインフォテインメント、テクノロジーの融合から、次世代を担う先進性と美しいフォルムをもつ注目のスポーツカーです。
また独自の視点で、スポーツカーを紹介していきたいと思います。