夜間に自転車に乗る際、気をつけたいのが被視認性だ。
前方を照射するライトを付けるのは当然だが、意外に気にしていないのが後方。後ろから来るクルマから自転車が見えにくく衝突事故! なんて事も多い。
そんなナイト“自転車”ライダー注目のヘルメットが「Lumos」。前後左右を照らす明るいLEDライトが、夜間走行時の被視認性をグンとアップしてくれるアイテムなのだ。
リモートコントローラーで操作
アメリカ・シカゴ在住の開発チームが製作、米クラウドファンディング・サイトの「Kickstarter」で生産化のための費用を募集中のこのアイテム。
昼間は、なんの変哲もない自転車用ヘルメットなのだが、実は各部にLEDチューブライトを装備。夜間走行時に自分が走っている位置などを知らせてくれる機能が満載なのだ。
使い方は、まずハンドルバーに付けたスイッチをオン。通常走行では、前に付いた白色LEDと後方の赤いLEDのライトが点滅し、自分が今どこを走っているのかを周囲に知らせる。クルマで言えばポジションランプ的な役割だ。
右や左に曲がりたい時は、ハンドルバーにあるスイッチの曲がりたい方向を押せば、その向きのサイドについたオレンジLEDが点滅。ウインカー的な役割を果たしてくれる。
そして停車時。ブレーキレバーと連動してヘルメット後方の赤いLEDライトが点灯し、後方を走るクルマに警告。ストップランプ的な役割も果たしてくれる。
各LEDライトは、ヘルメットに内蔵された100mAhバッテリーから電力を供給。使用時間は通常で2.5時間、ヘルメットに付いたマイクロUSBポートから充電が可能だ。
サイズやカラーは2タイプ
「Lumos」は、もちろんヘルメットとして転倒時に頭を守る安全性も確保。また、防水加工も施しているから、雨でショート! なんて心配はない。
カラーは、チャコールブラックとパールホワイトの2種類。サイズは、M(54-59cm)とL(58-62cm)がある。
前述の「Kickstarter」では、現在このヘルメットを定価のほぼ半額85ドル(約1万円)で販売中。気になる方は、一度サイトをのぞいてみてはいかがだろうか。
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