オリジナルの魅力を残しつつ、プロがアレンジを加えたカスタムバイク。採用するパーツや塗装の色によって、見映えが大きく変わります。なかにはひとつの「作品」とも呼ばれるほど、美しいバイクも少なくありません。
そこで、今回はデザイン性が高すぎるおしゃれカスタムバイクを3つ厳選しました。こだわりの詰まった作品をぜひ堪能してみてください。
SLIM BOB. Colt Wrangler’s Harley-Davidson Fat Bob
最初にご紹介するのは「SLIM BOB. Colt Wrangler’s Harley-Davidson Fat Bob」です。
テキサス州に拠点を置くでカスタムビルダー「Colt Wrangler」によってカスタマイズされました。最も印象的なのは、全身を包むブラックカラー。
マットな風合いを演出し、グレード感にあふれています。マニアも惚れ惚れしてしまうほど、美しい外観のバイクです。
なかでも注目したいのが、マフラーのインパクトです。黒に統一されたデザインはスタイリッシュでありながら、圧倒的な存在感を放っています。
男らしさを感じさせるビジュアルに酔いしれるライダーも少なくありません。
大きなホイールも魅力の1つ。フロントフォークとのサイズ感も絶妙で、ハイクオリティに仕上がっています。これだけ美しい見映えを演出できるのも「ハーレーだからこそ」といえるでしょう。
Taverne Hornet
次にご紹介するのは「Taverne Hornet」です。全身をまとったメタルボディが特徴的で、圧倒的なデザイン性の高さを誇っています。
特に注目したいのインパクト抜群のタンク。驚くほど美しく光沢を放つ姿には、つい目を奪われてしまいます。堂々としたビジュアルには、男心をくすぐられること間違いありません。
エキゾーストパイプも印象的です。レトロな雰囲気を感じさせつつ、ビンテージ感を演出しています。
味わい深い見映えに、見惚れてしてしまう人も多いでしょう。使用感のあるホイールと抜群にマッチし、全体的に「渋い魅力」を醸し出していますね。
後部刻まれたレッドとシルバーのストライプにも注目です。アクセントとしてシデザイン全体を引き締めています。
男のロマンがたっぷりと詰まったカスタムバイクですね。細部までこだわり抜いて作られたのが伝わります。
BMW Heritage
最後にご紹介するのはマドリードの東南に拠点を構えるTooHARD Motorがカスタムした「BMW Heritage」です。
TooHARD Motorはハーレー、カワサキ、BMW、KTM、モトグッツィ、トライアンフなどの様々なメーカーのバイクを、ひとつの世界観の下で差分なくカスタムする、カフェレーサーカスタム界隈でも有数の辣腕ビルダーです。
カスタマーの個性に寄り添い、クラシックバイクに2度目の息吹を吹き込むことをミッションに据えるTooHARD Motorが手がけるカフェレーサーには力強さを感じます。
マットなシルバーの上にBMWのブランドカラーであるレッドとブルーを絶妙な塩梅で挿入しています。
高級感あふれるビジュアルには、多くのライダーが憧れることでしょう。クールさと可愛らしさも兼ね揃え、高いデザイン性を発揮しています。
前方に設置されたメーターはMotogadget製PROスピードメーター。モダンな雰囲気も演出しつつ、機能性にも優れているのが魅力です。赤く点灯された画面は、暗闇でもしっかりと表示され快適な走行が期待できます。
Rizoma製ハンドルバーの先にはMotogadget製バーエンドウィンカー、さらにその下にはMotogadgetのメタル製m.view Roadミラーが佇みます。
ハンドメイドのサブフレームの上には、職人によって張られたスエードシートが鎮座しています。ミニマルなテールランプの下には排ガス触媒とバルブを排したGR排気システムをインストール。TooHARDのロゴがクールに刻まれています。
全体の流線型を乱さないパイプエンド処理が見事です。現代的でかつクールなビジュアルに、通りすがりのライダーも目をとめてしまうはず。抜群のセンスの良さを発揮したカスタムバイクといえるでしょう。
TooHARD Motorのカスタムバイクが気になる方は、彼らのFacebookやInstagramをチェックしてみてください!
今回は「デザイン性が高すぎるおしゃれカスタムバイク」を3つピックアップしました。どれも見映えは違いますが、カスタムショップのアイデアと工夫が詰まった作品です。オリジナルの魅力を残しつつ、新しいアレンジも多く加えています。カスタムバイクは種類によってデザインもさまざまです。ぜひ気になる方は、別の作品もチェックしてみてくださいね。