フランクフルトモーターショー15で日産自動車は、次世代のスポーツクロスオーバー「Nissan Gripz Concept」をワールドプレミアしました。普段の足から週末のアクティビティまで幅広く対応できる未来の2+2クロスオーバーとして誕生しました。
https://youtu.be/QKTS0LIde-I
https://youtu.be/is0yjTd0rTo
Gripzは世界一過酷な自転車競技「ツール・ド・フランス」に出場している徹底的に無駄を削ぎ落とした超軽量ロードレーサーと、あらゆる道路を難なく走破するラリーカーという、両極の性質を両立するコンセプトで生まれました。
パワートレインは、シリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載しています。同システムの大容量モーターは日産リーフと同じものを採用しており、最高出力80kW、最大トルク254Nmを発揮します。ガソリンエンジンも発電用として搭載しています。
奥行きのあるガルウィング式のフロントドアと、リヤには後ろ開きのハーフドアを採用しています。Bピラーはなく、2+2タイプのシートへ簡単に乗り込むことができます。普段遣いからの使い勝手、アクティビティなどの大きな荷物の収納も容易ですね。
このフロントマスクにはアクティブな仕掛けが装備されています。ヘッドライト中央にカメラが埋め込まれており、GoProのようなアクションカメラと同様に録画が可能です。またライブ配信もでき、スマートフォン、PCで確認ができます。Youtubeを始め、自分のアクティビティ配信がメジャーになってきた昨今では需要の高い装備かもしれませんね。
インテリアはロードレーサーをイメージしたもので、ステアリングはロードレーサーの「カーボンスポークホイール」を再現しています(カーボン製かは不明)。
あくまでスタディモデルですが、オーナーのライフスタイルを全体的に積極的にしていくGripzは、これからの若者をよりアウトサイドに引っ張っていくクルマづくりの指針になるのではないでしょうか?