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原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

世界屈指の難コースであるニュルブルクリンクサーキット(以下:ニュル)。そんなニュルにはレーシングカーだけでなく、バスやトラックなど明らかに場違いな乗り物が走行する姿もあり、非常にバラエティに富んだサーキットでもあります。ここではニュルで見かける珍車5台をご紹介します。

 

世界一の難コースは最も開かれたサーキット

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

ニュルの北オールドコースは全長20.8kmにも及び、道幅が狭くて見通しが悪く、いたるところに凹凸やバンク、傾斜があることから世界一の難コースと呼ばれます。

過酷な状況下でテスト走行ができることから、メーカーがクルマの開発の場として、開発途中のプロトタイプ車両が多く目撃されるコースでもあり、クルマ関連ニュースにおけるスクープの場でもあります。

そのため、メーカー開発陣が出入りする「お堅いサーキット」のイメージを持ちますが、ニュルは多くのドライバーや乗り物に対して「開かれたサーキット」でもあります。

 

ニュル走行はライセンス・ヘルメット不要!バイクも走行OK

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

ニュルが他のサーキットと異なるのは、お金を払えばだれでもどんなクルマでも走ることができます。(レンタカーは走行禁止)

しかも、乗用車やレーシングカーとは限らず、2輪車やトライク、サイドカーも走行可能。さらに、走行するときは特別なライセンス取得が必要なく、ヘルメットやグローブ、レーシングスーツの着用も義務化されていません。

 

料金は平日なら一周25ユーロ、ウィークエンドや日曜祝日は30ユーロ(2017年時点)で、1周/4周/8周/15周/25周といった具合で料金が設定され、ありとあらゆるクルマが走行しています。

モータースポーツだけでなく、マラソンやサイクリングのイベントもあり古くからドイツに馴染んでいるアクティブフィールドです。

 

クルマにとってのテーマパーク!ニュルを走行する珍車5台

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

では、ニュルブルクリンクサーキットには実際にどのようなクルマが走行しているのでしょうか。

旧車から最新のスポーツカーはもちろんですが、中には原付スクーターから商用車のバン、さらには大型車両までニュルにはさまざまな乗り物が走っていました。

 

ニュルはドイツ有数の観光地!観光バスだって走る

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クルマやバイクに混じって、観光バスだって走行しています。ニュルは観光地としても人気のようです。乗り物酔いが激しい方のご搭乗はオススメいたしません。

 

カート走行は他車の死角に気を付けて!

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

カートは本来ミニサーキットを走行するものですが、カートでニュルを走行するなんて、明らかにサイズ感が合っていません。

しかも、クルマに比べて非常に小さいため、走行中に他の車両の死角に入りやすいので混走は危険のように思えます。ほかのクルマとの接触に気を付けなければりません。

 

クルマやバイクだけでない!3輪だって走る

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

4輪や2輪だけでなく、3輪だって走行しちゃいます。

この3輪モビリティは、カンパーニャというメーカーが生産している『T-REX』と呼ばれる次世代フォーミュラーカーです。

現行モデルは、エンジンにカワサキ・ZX-14Rのエンジンを搭載し、トライクと異なるところは、ステアリングとアクセル/ブレーキ/クラッチペダルで操作し、運転席と助手席があるところです。

日本でも販売され、ナンバー取得して公道も走行可能です。

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中にはだれが乗ってる!?リムジン仕様ハマー

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VIPが乗るリムジンもニュルではスポーツ走行しちゃいます。後部座席にはだれが乗っているのでしょうか?

ニュル走行中だと、中でワイングラスのドリンクがこぼれてしまうでしょう。

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横転注意!キャンピングカーのスポーツ走行が見れるのはニュルだけ

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

キャンプから帰る途中なのでしょうか、キャンピングカーも物凄い勢いでニュルのコーナーを走っています。

全高が高いため、コーナー時には横転しそうで見ている側が怖くなってしまいます。

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まとめ

原付からバスまで!ニュルブルクリンクで時々見かける珍車5選

ニュルは、普段ドライバーが普通に乗り付けて走行費用を払って一周走行し、そのまま帰れてしまう、なんともお手軽なサーキットです。

どんなクルマに乗ってても、ニュルに行けば誰でもレーシングドライバーの感覚にさせてくれて、こんなサーキットがあるドイツはさすが自動車大国だと改めて痛感させられます。

クルマ・バイク好きなら、こんなサーキットが日本にもあってほしいと思ってしまいますね。

Writer: 池田勇生

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