自転車のホイールにスポークがなかったら、車輪がそもそも固定できないですよね?でもそんなウソのような話を海外のユーチューバーが現実にしました。一体どのような自転車なのでしょうか?
スポークレスな自転車
これがその自転車。た、たしかに驚きのすっきりとした足回り。
通常、自転車のホイールにはハブとリムをつなぐスポークがあります。競技用モデルであれば重量を軽くするため部品全体を軽くしたり、カーボンでリム、ハブ、スポークを一体化させたりします。過去にはスポークを減らしたホイールなどもありましたが、スポークが1本もないなんて前代未聞です。
The Qの作品が斬新すぎる
YouTubeチャンネル『The Q』は見ている我々を驚かせる斬新な創作物で、以前から人気を集めていました。登録者は20万人にもなります。
木工だけで作ってみたり、スポークにダンパーを取り付けてみたり、さらには、ホイールにタイヤのかわりに複数のスニーカーを取り付けたりなど、ユニークな発想の自転車をこれまでも制作してきました。
どうなってるの!?スポークが見えないホイール
見れば見るほど不思議です。まるでリムとタイヤが宙に浮いているようにみえます。
実はこれ、PVC(ポリ塩化ビニル)のガラスをホイールのサイズ同様に切り取り、中心にハブ、円周上にリムを取り付けているんです。どおりで透明にみえるわけだ。
また、ハブとリムに取り付けるためのビスを通す穴をあけ、ハブ部分に厚みを持たせるため新たにスペーサーを製作しています。
そして、タイヤとブレーキディスクを元通りに戻せば完成。スポークの時より重量が増しますが操作には全く支障なく、PVCガラスも十分な強度があるため、壊れる心配はなさそうです。
まとめ
既存のカスタムパーツを取り付けるのが一般的ですが、The Qのように自ら部品を製作して、見ている人を驚かせる自転車を生み出せたらもっと楽しみが広がりそうです。
ワンオフパーツを製作して、独創的な自転車を見せてくれるThe QのYouTubeチャンネルには今後も注目してみたいです。