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お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

プロテクターやガードといったバイクの安全装備。あるとやっぱり安心感が違いますよね。特に「バイク用エアバッグ」は最強といっても過言ではないほどのバイカー保護性能を誇ります。

 

お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

350km/hを超えるスピードで一分一秒を争うmotoGPでも採用されているほどで、重篤なケガに至るケースの減少に一役買っています。実際、近年のレースで訃報を聞くことはほとんどなくなってきていることからも、その効果が想像できるほどです。

最近では4万円台から購入可能なモデルも多く、だんだんと身近になってきました。中でも最高峰といえるのが、レーサー御用達のダイネーゼから販売されている「D-air」シリーズ。最新技術の塊で性能もスゴイんです。筆者が自腹で手に入れたベストタイプの「SMART JACKET」を元にその魅力を探っていきます。

 

瞬きする間もなくエアバッグがバイカーを保護

お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

まずはバイク用エアバッグが登場した背景をおさらいしておきましょう。プロテクターだけでも十分安全性は高くなりますが、地面に投げ出された時のショックを軽減させるクッションがないため、バイカーの保護に限界がありました。

そこで登場したのが、体に身につけるバイク用エアバッグです。転倒時に柔らかいエアバッグが強い衝撃を吸収。胸部は背中はもちろん、一般的なパッド入りのジャケットでは難しい首元の保護まで考えられており、その効果は前述したレースで証明されています。

 

お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

ハーネスタイプの代表格である無限電光のHit-airシリーズ。こちらはスタンダードモデルの「MLV-C」で価格は4万1,800円(税込)

もっとも通常時から膨らんでいるわけではないので、いかに転倒を検知して、素早く開き着るかが重要になってきます。大きく分けて二通りありますが、比較的手に入りやすいのがハーネスタイプ。

バイクとエアバッグの間につないだケーブルが引き抜かれたことをアクションにして、内蔵ボンベのガスで膨らむ方式です。アナログな分、価格が4万円代~と手頃なのもポイント。一回使うとボンベを交換しなければなりませんけどね。それでも1個1,000円程度です。

 

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一方、今回ご紹介するダイネーゼのD-airはワイヤレスタイプの代表格です。1秒間に1000回GPS情報の更新を行い、位置の変化を特定。さらに各種センサーでバイカーの体の傾きや姿勢をつぶさに監視。そうした情報を総合的にmotoGPで培ったアルゴリズムが判断することで、転倒を即座に検知するようできています。

その時間わずか0.015秒。しかもエアバッグが開ききるまでの時間はわずか0.03秒と、転倒してから瞬きする間もなくバイカーを保護してくれます。

 

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もっとも電子制御の塊ではあるので、その分値段も高額なんですけどね。ジャケット一体型のものともなれば、20万円超えなんてザラです。もっともその保護性能は一般的なプロテクター7枚分というのですから、安全を買っていると思えば決して高い買い物ではありません。

 

自然な着心地で多彩なファッションも楽しめる「SMART JACKET」

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そんなD-airの中でも、2020年にラインナップに加わった「SMART JACKET」は税込10万8,900円とそこそこ手を出しやすいモデルです。ベストタイプということもあり、今までのライダースジャケットの上に羽織ったり、服の下に着ても目立ちませんし、機能性も損ないません。ファッションを楽しむバイカーにはうってつけといえます。

 

実際に着てみると、その着心地の良さに驚かされます。重量は1.8kgと手に持つとやや重みを感じる程度ですが、着用した際には腰回りに重さが分散される設計のため、あまり気になりません。

 

お値段〇〇万円!? ダイネーゼのD-airでバイク用エアバッグの進化を体感せよ!

また従来のプロテクターであれば背中と胸が盛り上がってしまい、バイカーのシルエットがやけに大きく感じられてしまいがちですけれど、SMART JACKETなら別。着ていることを感じさせないほどスマートに装着することができます

さらにライディング時の手間の少なさもかなり好感触。前述したハーネスタイプだと、バイクの乗り降りでワイヤーを毎回外さなくてはなりませんし、基本は服の上から着なければなりません。でもSMART JACKETはワイヤレスタイプなのでそんな必要ナッシングです。

 

忘れてはいけない充電とアップデート

いいことづくめなSMART JACKETですが、その機能を維持するためにはD-airに共通するメンテナンスが必須です。

 

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まず電子機器の塊ということもあり、バッテリーの維持は必要不可欠。最大26時間稼働できまるので、1泊2日のツーリング程度であれば十分耐えますが、毎日の通勤通学で使用しているとついつい忘れがちです。

スマートフォンの充電同様に、ライディング前にバッテリー残量をしっかり確認しましょう。基本は、エアバッグを着用した際のインジケーターの光を見るだけでOKです。赤ランプになったらしっかりと充電しておく必要があります。

 

また、D-airは前述した転倒検知アルゴリズムの更新を月に1回程度行っています。常によりよいシステムとなっているので、安全性のアップには欠かせません。パソコンとソフトウェアのダウンロードが必要ですが、所要時間は5分程度。近隣のD-storeでも無料で対応してくれるので、自分では難しいという方は持ち込んでみましょう。

 

決して高い買い物ではない!

10万円を超える価格ながら高い安全性を誇るだけでなく、ファッション性も損なわないSMART JACKET。ライディングスタイルを保ちながら命を守れると思えば、決して高い出費ではありません。お気に入りの上着の下に忍ばせてみてはいかがかな。あるとないとじゃ安心感が段違いですよ!

Writer: eins

Information

Dainese Japan Official Store
公式サイト

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