往年のファンも歓喜!新型フェアレディZの展開をプロトタイプから大胆予想

「日産・フェアレディZ」といえば、1969年デビューで51年もの歴史を誇る、日本を代表する「スポーツカー」。フェアレディの名を冠した・・・・・・でいえば、さらに1960年のダットサン・フェアレデーまでも遡る(60年前!)ことができる、世界的に見ても息の長いシリーズですね。

 

現行のZ34型もいいクルマではありますが、デビューしたのは2008年12月。近年の国産車では異例ともいえる12年ものモデルライフを重ねていることもあり、新型のウワサやスクープはここ最近常々出ていました。

そして2020年9月16日、ついに日産自身から正式にプロトタイプの公開がありました!

 

初代へのオマージュを感じる流麗なデザイン

冒頭でも述べたとおり、50年を超える歴史あるシリーズですので、世代によって特に思い出や思い入れのあるモデルはあるかもしれませんが、やはり一番人気は初代のS30型でしょう。

コミックでの描写や活躍がアニメや実写映画など幅広くメディアミックスされた「湾岸ミッドナイト」での活躍もあり、比較的若いファンも多いモデルですね。ゲームセンターで「悪魔のZ」を駆って最速を競った方も多いハズ。

 

新モデルを手掛けたデザインチームも、初代に対するリスペクトを強く持っていました。「歴代Zの各部からインスピレーションを得て現代的にアレンジした」と語っており、各部のディテール毎に見ると確かに過去の様々なモデルに繋がるアイコンを見てとれるのですが、シルエットとプロポーション、フロントグリルやボンネットの膨らみといった造形は強くS30型を連想させます。

 

プロトタイプながら、実際の生産性も考慮したデザインまで落とし込まれているように見えます。いわゆるコンセプトモデルの尖がり具合とは違いますし、このまま発売される可能性は大です!

 

アナログ感を演出したデジタルメーターのエモさ

インテリアは、レヴリミットを最も視認性のよい12時方向とした大径タコメーターを中央に配置するスポーツカーの伝統に則ったもの。ダッシュボード上の三連メーターからもS30型をはじめとした旧モデルへのオマージュを感じ取ることができます。

 

メーターパネルそのものは12.3インチのディスプレイとなっており、現代のプレミアムスポーツとして不足なく通用する様々な機能が盛り込まれています。

フルデジタルでの機能性を内包した、ノスタルジックなアナログ感むんむんの造形はエモい!こちらもそのままで市販車になってほしいですね。

 

V6エンジンは続投する!?

残念ながら現在のところ、メカ的な中身を示した画像は公開されておらず、詳細な数値的スペックは発表されていません。現行のV6NAからツインターボに変更とはされているものの、現行そのままもしくは改良発展型をベースとするのか、そもそもまったく新設計なのかも明らかにされていません。ポルシェ911のようにエンジン形式はそのままに、排気量を抑えてターボでパワーを確保する、いわゆるダウンサイジングターボとなる可能性も高いかも。2.5L V6ツインターボになれば税金面でもヨシ!

 

少なくともそこらで見かけるコケおどしのドレスアップカーとは違いますから、現行型よりもグレードとサイズがアップされている高性能な対向6ポッドのキャリパーをはじめとしたブレーキシステムや勇ましいタイヤとホイール(Front: 255/40R19、Rear: 285/35R19)から推し量る限り、動力性能とロードホールディング性能も相応のもののハズ!

 

こちらも「プロトタイプなので生産型とは異ります」との但し書きはあるものの・・・・・・いきなり貧相な片押し2ポッドキャリパーに置き換わって落胆させるほどの変更はないと思われます(笑)。

 

MT派も感涙!

あと、特筆すべきはプロトタイプがMTで登場していることです。このご時世、ATモデルを全く用意しないということはないとは思いますが・・・・・・現行型と同様にMT車もラインアップを継続してくれるのはスポーツカー好きにはうれしいところ。ここのところMT派は肩身が狭いどころか、選択肢さえなくなりつつありますからね。

 

くわえて近年はスイッチでオンオフするだけの電動式が増えてきたサイドブレーキは、従来のスティック式。普段乗っているクルマでジムカーナやドリフトを嗜むこともある、トリッキーなドライバーにはたまりません。手に入れる日を妄想してレバーを引く素振りもはかどっちゃうかも。

 

400万円台で来てくれ!

モデルとしてはいったん途絶えていたものの、復活して一足先にデビューしたガチンコのライバルといえるトヨタ「スープラ」は500~730万円。設定は8速スポーツATのみです。

対して現行のZ34型がMTと7速ATをラインアップしての398~531万円(NISMOは652万円)と比較的価格が抑えられています。

 

モデルライフの長かった現行型と同列に見るわけにもいきませんが・・・・・・いわゆる「戦略的価格」というヤツで、エントリーモデルをなんとか据え置きレベルに留めておいてくれると、C/P(コスト / パフォーマンス、コスト / プレジャー)にキビしい現代の若い世代の心にも響くモデルとなることでしょう。これからの展開から目が離せません!

日産自動車株式会社

公式サイト

Kenn

Kenn

モノと生き物の境目が曖昧なちょっとイタい人。 バイク・クルマに限らず、作り手の情熱・魂の込もったモノに惹かれます。 DOS時代から名乗っているハンドルなので、某声優のほうが後発デスヨ