多くのクルマ好きが楽しみにしているホンダ「CIVIC TYPE R」と「CIVIC」の国内発売。
当サイトでも「TYPE R」については最新モデルに関する情報に加えて、その歴史についてもご紹介していますが……
この度、そんな新「CIVIC」国内仕様の詳細が遂に明らかになりましたので、ご紹介しましょう。
Civic Sedan & Hatch back
クルマ好きの間では「TYPE R」が話題になることが多いですが、今回のニュー「CIVIC」では、ご覧の通り、洗練された上質な走りのセダンと……
よりスポーティーさを際立たせたハッチバックもラインアップされます。
新型CIVICシリーズは、世界のCセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指して開発されました。新開発プラットフォームを核に、機能美を追求したロー&ワイドな先進フォルムを採用。
力強くスムーズな加速と高い環境性能を両立した直噴VTEC TURBOエンジンを採用しています。
注目は「Civic Type R」
何といっても、注目は「TYPE R」でしょう。ベース車からのチューンアップではなく、開発当初より「TYPE R」として目指す理想の姿をゼロから思い描き追求したことで、大幅なスポーツ性能の向上を実現しています。
開発当初より「TYPE R」を見据えてプラットフォームを新開発。先代モデルに対して、ねじり剛性の向上(プラス約38%)やボディの軽量化(マイナス約16kg)、低重心化、ホイールベースとトレッドの拡大などにより、さらに優れた走行安定性を追求しています。
圧倒的なスタビリティーを実現するマルチリンク式リアサスペンションを新たに採用したほか、先代モデルからさらに進化したデュアルアクシス・ストラット式フロントサスペンションや、アダプティブ・ダンパー・システムなど制御技術の進化により、運動性能を大幅に向上させています。
2017年4月に行われたドイツ・ニュルブルクリンク北コースでの走行テストでは、FFモデルとして最速となる、7分43秒80のラップタイムを記録し、先代モデルのタイムを7秒近く更新するなど、運動性能の高さを証明しています。
先代モデルからさらに進化した、新型シビック「TYPE R」専用の2.0L VTEC TURBOエンジン(最高出力235kW[320PS]、最大トルク400N・m[40.8kgf・m])を搭載。エンジン制御技術の進化により、低回転域での高トルクかつハイレスポンスな立ち上がりと、全開領域での高出力化を実現しています。
また、6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能をさらに向上しました。
今回のリリースでの言及はありませんでしたが、インテリアの仕上げは歴代「TYPE R」に則ったもの。
シートはレカロではないようですが、雰囲気は上々といった所でしょう。
これまた何故か今回のリリースでは言及されていませんが、ブレーキ&ホイールも、歴代モデル同様に手抜きのない仕様でしょう。
「Type R」のカラーラインアップは全5色
「TYPE R」のカラーラインアップは、これまでに掲載した”チャンピオンシップホワイト”のほか……

ブリリアントスポーティブルー・メタリック

フレームレッド

クリスタルブラック・パール
ここに掲載した3色、全4色となります。
パフォーマンスを考慮すれば納得価格か?
さて、ホンダ入魂の新しい「CIVIC」シリーズですが、発売日は9月29日とされております。
そして気になる車両本体価格(消費税込み)ですが……「TYPE R」は450万0,360円。パフォーマンスを考慮すれば、納得せざるを得ない価格でしょう!