プロトタイプが世界初公開!ホンダの最新ハイブリッド「INSIGHT」の歩みを2分で復習だ!

ホンダがアメリカ・デトロイトで開催される2018年北米国際自動車ショー(プレスデー:2018年1月14日〜16日、一般公開日:1月20日〜28日)にて、新型ハイブリッドセダン「INSIGHT(インサイト)」のプロトタイプモデルを世界初公開するそうです!

そこで今回は、そのプロトタイプとともに、「INSIGHT」の歩みを駆け足で復習しましょう!

 

新型「INSIGHT」は2018年夏に市販予定!

コチラが今回のデトロイトで世界初公開される「INSIGHT」プロトタイプです。

2018年夏に市販予定であることが発表されており、ご覧の通り、その完成度は市販車そのもの、といったレベルにまで仕上げられています。

 

そもそも「INSIGHT」は、1999年にアメリカでは初のハイブリッドモデルとして発売された初代、2009年に登場した2代目に続き、3代目となるハイブリッド専用モデルです。

 

ホンダのセダンラインアップにおいて「CIVIC」の上位に位置付けられる5人乗りセダンとして開発された3代目「INSIGHT」。スタイリッシュなデザインと、革新的な2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-MMD」を採用しています。

 

「CIVIC」の上に位置するセダンだけあり、ブラックを基調としたインテリアは、シンプルながらも嫌みの無い程度に高級感が与えられています。

生産は、アメリカのインディアナ工場で行われるそうです。

革新的な2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」など興味は尽きませんが、残念ながらイベント前のため公開されているのはコレだけ。続報はデトロイトショーで公開されたら、お伝えしましょう!

 

初代「INSIGHT」は1999年に発売!

さて、ここからは「INSIGHT」の歩みについて復習です。まずは初代から!

 

1999年に発売が開始された初代は、高い環境性能と走る楽しさを高次元で融合し、量産ガソリン車として世界最高の超低燃費35km / Lを実現したパーソナルハイブリッドカーとしてリリースされました。

 

先進のスタイリングと2シーターパーソナル空間の具現化と共に、「パワーユニットの高効率化」「空力性能の追求」「車体の軽量化」の3つの技術テーマを柱として開発。世界最高の低燃費、排出ガスのクリーン化、優れたリサイクル性を実現。

一方、ホンダ独自のGコントロール技術による世界最高水準の衝突安全性能を達成、環境・安全に配慮しながらも、軽快で実用的な走りが楽しめるハイブリッドカーでした。

 

搭載していたIMAシステムは、エンジンを主動力、モーターを補助動力として力強い加速と低燃費を両立させた、軽量でシンプルなハイブリッドシステム。市街地から高速道路まで、幅広い走行状況で低燃費と優れた動力性能を両立していました。

世界最軽量の新開発1LリーンバーンVTECエンジンは燃焼効率を高めると共に、コンパクト化やフリクション(摩擦抵抗)の低減を徹底追求。モーターアシスト機構は、「薄型DCブラシレスモーター」と「Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー」、「PCU(パワーコントロールユニット)」による構成。エンジンに負荷がかかる加速時には軽量で力強いモーターがエンジンを補助し、減速時には発電機の役割を果たして、エネルギーを効果的に回生・充電します。

 

空力性能を最優先に基本形状を設計した先進的でスポーティなスタイリングは、約20年を経た今見ても斬新です。ボディ細部にわたる徹底的な空力処理を実施、Cd値(空気抵抗係数)=0.25という量産車世界最高レベルの空力性能を実現していました。

しかし、乗車定員2名のパーソナルクーペというパッケージが祟ったか、販売成績は……という残念な名車として知られています。

 

2代目「INSIGHT」は2009年に登場!

軽量・小型なハイブリッドシステムをコンパクトな5ナンバーサイズのボディに搭載し、優れた燃費性能と気持ちの良い走りを実現する5ドアハッチバックとして2009年に登場したのが2代目。

低価格を訴求したうえ、”Hondaのプリウス”と揶揄されたスタイリングが印象的な、お馴染みのモデルです。5ドアハッチバックで空力を考慮してしまうと、どうしてもプリウス的スタイリングになってしまうのは分かりますが……。CD値(空気抗力係数)0.28です。

 

搭載するパワートレインは、1.3L i-VTECエンジンと軽量小型なIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたハイブリッドシステム。優れた燃費性能(JC08モード走行で26.0km / L、10・15モード走行で30km / L)を達成していました。

 

主動力である1.3Lエンジンでは、低燃費と力強いトルク特性を実現するとともに、全気筒を休止するVCM(バリアブル・シリンダー・マネージメント)を採用。初代から更に小型・軽量化と高効率を追求したIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)と相まって、1.5Lクラス並の安定したレスポンスと実用域での爽快な加速性能を獲得していました。

 

さらなる小型・軽量化を追求した、新設計薄型DCブラシレスモーターを搭載。積層したケイ素鋼板のスロットに磁石を挿入する構造で、生産効率にも寄与するIPMローターを採用しています。ステーターでは、平角断面巻線の巻数を増やし、必要出力を確保するためコイルの高密度化。また、電磁部幅をさらに薄型化。トータルで従来比約22%の薄型化、15%の軽量化を実現していました。

ということで、お値打ち価格の5人乗り5ドアハッチバックにパッケージを変更した2代目。スタイリングで大損してはいるものの、ハイブリッドとしての基本性能はキッチリ高めていました。

 

3代目の続報はデトロイトショーを待て!

Honda Insight Prototype

いかがでしたでしょうか?今回は、3代目「INSIGHT」のプロトタイプ発表を機に、歴代2モデルを振り返ってみました。

3代目では、新たにセダンとなる「INSIGHT」。皆さんは何代目がお好きですか?筆者は間違いなく初代です!

 

参考-ホンダ
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。