日本の夏ってとんでもなく暑いですよね。春秋と同じ感覚で普通のスニーカー履いてるととんでもなく蒸れてしまって、目も当てられません。
通気性を重視してスニーカーを新しく買ってしまう、というのは確かに一つの選択肢かもしれません。しかし実は近年「サンダルファッション」が流行っていることは皆さまお気づきでしょうか。
今日は、現在進行形で一世を風靡している「サンダル」に注目して、この夏大活躍するであろうサンダルをピックアップしていきます!
快適かつ機能的なサンダル
サンダルの嫌なところをあげるとしたら、
- 親指と人差し指の間が痒くなる
- フィット感皆無
- 基本ダサい
などが挙げられると思います。まずはこのデメリットを完全に克服した、2019年度版最新鋭のサンダルたちをご紹介いたします!
ビルケンシュトック
サンダルといったらまずはビルケンシュトックですよね!ドイツの人体工学重視な履き心地バツグンのサンダルです!
王道のArizonaシリーズは肌に優しいアッパー、天然コルクから作られた心地よいフットベッド、そしてEVA樹脂という軽量で衝撃吸収性が極めて高い素材を利用したアウターソールが特徴で、履き心地でいえばサンダル市場でも1,2を争う古強者です!
こちらのモデルはおよそ1万円強でお買い求めできるので、少し勇気を出せばサクッと買えちゃいますね!
TEVA
独特なテープの配置で有名なTEVAはアメリカのスポーツサンダルブランド。安全性と機能性を兼ね備えたアンクルストラップは機能面だけでなく、履く者にスポーティな印象を与えてくれます。
こちらのTERRA-FLOAT UNIVERSAL LITEモデルはオリジナルのアウトソール「フロートライト」を採用することで、極度の軽量化とクッション性を実現したモデルです。カラーバリエーションは基本ブラックがベースなので、シックかつスポーティにキメたい方にはオススメです!価格は8,000円∼15,000円と、並みのスニーカー程度のお値段に匹敵します。
アイランドスリッパ
ハワイ出身のイケオジご用達サンダルブランド「アイランドスリッパ」も、履き心地をウリにするブランドです。ひとつひとつが特別な機材を一切抜きにした、職人によるハンドメイドで丁寧に仕上げられています。
王道なデザインから一味変わったデザインまで一通りそろえておりますが、一番注目したいのはそのカラーバリエーションの豊富さです!どんなコーデにも似合うものが必ず見つかるブランド、それが「アイランドスリッパ」です。価格はおよそ1万6,000円∼2万円と、ハンドメイドらしい価格になっています。
今流行りのストリート寄り・ハイブランド系
最近話題になりがちなストリートファッションの中にもサンダルを取り入れる流れはしっかり息づいているようで、近年ストリート志向を取り入れたファッションブランドがこぞって「シャワーサンダル」チックな形状のサンダルを扱うようになりました。
ネームバリューや見栄えを重視したい人にオススメな商品がこちらです!
バレンシアガ
たったの10文字がおそるべきブランド力を誇示してくれるハイブランド「BALENCIAGA」のプールスライドサンダルです。王道の塗りつぶしベースにブランドロゴのみを埋め込んだデザインで、ストリートやモード系にも合わせやすいサンダルです。
素材は100%ラバーでイタリアの工場で作られています。履き心地や歩きやすさよりもブランドのオシャレさを重視する方にとっては必見アイテムですね!価格はおよそ4万円∼6万円と、サンダルらしからぬ価格ではありますが、それがブランド料ってことなんでしょう。
アディダス
スポーツウェアを中心に展開しているアディダスですが、もちろんストリートやシンプルファッションにも手を出しているのでサンダルについても抜かりはないようです。シンプルデザインながらはっきりした色味で、うまくカラーマネジメントをしてくれる便利アイテムです。
基本的にはブラック、ネイビー、ブルー、ホワイト、レッド、マルーンなどの王道カラーを採用しており、ファストファッションらしいきっぱりとした色使いが特徴です。メインの素材は合皮で、若干蒸れやすいのはファッションのために犠牲になった機能性の悲しき発露でしょう。
価格は3,000円∼1万5,000円と幅広く、いろいろな予算モデルに対応してくれます。
エンポリオアルマーニ
言わずと知れた強ブランド「エンポリオアルマーニ」です。そのネームバリューだけでそこそこなオシャレ感が出るのはブランド力のなせる業ですね。メインの素材は塩ビなので劣化しやすいのが珠に瑕ですが、その分価格はブランド力の割に抑えられ1万円∼3万円でお求めになれます。
大胆に入ったロゴで足元をばっちりキメたい方にオススメです!
色使いが上手なオシャレさん向けサンダル
ファッションにおいて「色使い」というのは非常に大事なテーマの一つです。色の組み合わせでコーデのメッセージを作ろうとする方にはとっても大事な要素ですよね。
少し難しい色で試行錯誤するのが好きな方にオススメなのは次のブランドです!
Lacoste
白、青、赤という王道のトリコロールカラーだけでなく、非常に難易度の高い色のひとつである「緑」をブランドカラーに選ぶ「Lacoste」は、ファッション中級者以上向けブランドです。
メインの素材は合皮で、中にはインナーソールにワニ革のようなパターンが入っているモデルもあり、チラ見せオシャレという側面も兼ね備えていたりします。
価格は5,000円前後と買い求めやすく、しかし色の難易度は高めなので、使いこなせるとブランド力以上にオシャレ力をアピールすることができるアイテムです。
Chaco
ほんのりエスニックテイストな色使いが特徴のアウトドアサンダルブランド「Chaco」です。特徴的な可動式ウェビングシステムは、オシャレな見た目とは裏腹に、がっちりと足をホールドしてくれるので歩きやすさも抜群です。
ウェビングの素材はポリエステル、ミッドソールはオリジナル素材のLUVSEATポリウレタンを使用しています。アウトソールは頑丈なラバーコンパウンドですが、劣化は早い方なので長く使い続ける、というよりかは新しいモデルを1,2年ごとに買い替えるスタイルになると思われます。
価格も6,000円∼1万2,000円と買い求めやすいので、色使いがコロコロ変わる方にはオススメなブランドです。
THE NORTH FACE
近年コラボ商品を多く出すことでも有名なノースフェイス。カラーテイストはモノクロが多いですが、いい塩梅にロゴの反転カラーがアクセントになり、若者から非常に大きく支持されています。
こちらのモデルは左右でアッパーソールの色使いが逆転していて、上級者向けなカラーデザインになっています。別のカラーバリエーションとして、同じように左右非対称カラーのオレンジと、迷彩柄があります。どれも難易度は高い分、履く人のオシャレ力が問われる珍品になっています。
高級志向の名ブランドで!
最後にご紹介するのは、「サンダル界のロールスロイス」とまで呼ばれたりするサンダルだったり、世界三大靴ブランドと呼ばれているメーカーだったりと、まごうことなき「一流」のサンダルたちです。
本物志向の方や、オシャレにお金の糸目をつけない方向けのスペシャルなものなのでぜひご参考ください!
JUTTA NEUMANN
「サンダル界のロールスロイス」と名高いユッタニューマンのサンダル。ブランド自体はドイツ出身の女性レザー職人ユッタニューマンが、ニューヨークで94年にショップをオープンした比較的新しいブランドです。
素材には油脂を多く含むラティーゴレザーをふんだんに使用しており、メンテナンスをほぼ必要としないながらも長い耐久性と美しい経年変化が楽しめます。フットベッドは土踏まずが盛り上がっていて、フィット感が素晴らしいです。アウターソールも履くごとに所有者の足に形が馴染んでくるため、さらなるフィット感を実現してくれます。
履けば履くほど所有者専用のものになっていく、育てがいのあるサンダルです。
ロールスロイスが普通の車の10倍以上の価格をするだけあって、ユッタニューマンのサンダルも基本5万円弱~という高価な価格設定になっています。しかし、ブランドミーハーな連中を黙らせる最強アイテムの一角であることは間違いありません。
サンダルマン
アメリカでハンドメイドを貫き続けている伝統的なブランド「The Sandalman」です。インソールにはソフトレザーを使用しているため、使用するたびに自分の足の型が生まれて段々とフィット感が増していきます。
エレガントなデザインのものが多く、サンダルに欠けがちなボルド感をしっかりと補ってくれます。トングは柔らかい繊維のものを採用しているため親指と人差し指の間も痛くなることはありません。
価格は2万8,000円~とロールスロイスほどではありませんが、それでもオトナな価格です。真のオシャレさんが履いてそうなサンダルですね。
Paraboot
「世界三大靴」と名高いアルピニスト向けのフランスのブランド「Paraboot」ですが、アルピニスト向けといいつつもその手の広さはなかなかで、サンダルも素晴らしいクオリティのものを世に送り出しています。
特徴はそのスケルトンレザーブーツチックな大胆なデザインと、素晴らしい素材選びです。雨天対応の天然ラテックス100%のラバーソールを採用し、サンダルのモデルごとに形状を再設計する徹底した靴づくりが最高級の履き心地を実現します。
レザーテープの編み込みはつま先と踵を保護しつつも通気性を確保しているため、安全快適をばっちり体現しています。まさにこれこそ「本物のサンダル」ですね、本物志向の方にはイチオシです!価格は3万6,720円∼4万5,360円としっかりしたお値段です。
いかがだったでしょうか。今年の夏、足元に何を持っていこうか悩んでいる方も多いかもしれませんが、今のトレンドを鑑みてサンダルファッションを開拓するのも一つの手ではないでしょうか。
以上、2019年度最新版サンダル特集でした!