スマートヘルメット…… だれもが憧れつつも、なかなか販売に漕ぎつけられないライダーのはかなき夢……。
消えていったSKULLYはさて置き、2020年2月に発売予定のクロスヘルメットを皮切りに、ようやくはかなき夢は現実味を帯びてきました。今回ご紹介するのは、過去最強にピッカピカに光っているスマートヘルメット「Tali Smart Helmet」です。
仏スタートアップ「Tali Connected」からの刺客
今年のCES 2020にてお披露目された、とんでもなく光るヘルメット「Tali Connected」は、バイクを乗るにおいて問題となる視認性を改善しようと作られたスマートヘルメットです。
その最大の特徴はこれでもかというくらい広範囲に敷設された光学指示器。バイクのヘッドライトと同じく存在感を主張する白灯、方向指示器と連動して点滅する黄灯、テールランプと連動している赤灯の3種類のイルミネーションが組み込まれています。
近未来的なデザインと機能性で、CES 2020ではイノベーションアワード賞を受賞しました。
詳細スペック
「Taliスマートヘルメット」はスマートフォンとBluetooth接続することで、
- 音声コマンド(Alexa、Siri、Google Assistantなど)
- 通話(事故時に自動で緊急通話)
- ナビゲーション
- 音楽再生
- ヘルメットのGPS追跡
などの機能が使用できます。投影型のヘッドアップディスプレイなどは搭載されていないため、皆さまが真に求めている「後方の映像が常に見える」という機能はありません。
重量や素材、空力については全くの不明ですが、購入するとヘルメットの充電用台座が付属してくるようです。
気になる価格と発売時期
こちらのヘルメットはカラーバリエーションはホワイトとブラック(予定)で、価格はおよそ1,200USドル(=13万2,100円)になるそうです。
今春にテストを完了させ、5~6月にソフトウェア開発が完了予定、安全性試験などを経て、量産・販売は2021年初頭を計画しています。
2020年はスマートヘルメット幕開け時代となるかもしれませんね、ガジェット好きの方は公式サイトから通知登録しておきましょう!