新しい空撮のアイテムとして注目のドローン。でも、操縦が難しかったり、航空法により飛ばせないエリアがあったり、落ちると壊れる…等々、なかなかハードルが高いのも確かです。
それならいっそGoPro(小型軽量、防水設計のアクションカメラ)を空に向かって投げちゃえば空撮できるじゃん! なんて一見安直な考えを見事に製品化してしまったのが「AER」です。目からウロコ、灯台もと暗しの注目アイテムですよ。
でっかい羽根にGoProを挿入
オランダのスタートアップチームが開発した「AER」。見た目は巨大なバドミントンの羽根みたいなスタイルをしています。
本体が飛ぶように投げればOK
使い方は簡単。「AER」の先端、羽根の頭部分をスライドさせて開けて、GoProの録画スイッチをオンにして本体にセット、頭部分をまた閉じるだけ。
あとは、思い切り撮影したい場所や人の上空に本体が飛ぶように投げればOK。あら不思議、本体が上空に上がり、落下するまでの間にイカした空撮映像が撮れてしまうのです。
なるほど、これならGoPro本体のバッテリー以外は電源も不要ですし、どんなところで飛ばして(投げて)も、落下してくるのみなので航空法違反になりませんね(きっと)。
落ちても大丈夫なの?
でも、高く飛ばして落下したらGoProが壊れるのでは? いえいえ、それも大丈夫です。頭部分はポリプロピレン製で、頑丈かつ衝撃を吸収してくれる素材なのです。よって、かなり高く投げたとしてもGoProは大丈夫。安心して思い切り投げられます。
HERO3+から5に対応
対応しているGoProは「HERO3+」「HERO4」「HERO5」。また、GoPro用のリモコンなども併用すれば、さらに便利です。
ドローンほどの滞空時間は望めませんが、短時間の撮影ならこれで充分。スポーツから美しい景観、自撮りなど、意外と様々なシーンが撮れそうですね。
ちなみに、PVもあるのでご覧下さい。
どうです、なかなかのアイデア商品でしょう?
お値段も格安
現在、この「AER」は、クラウドファンディングサイトのKICKSTARTERで先行販売キャンペーン中(11月上旬まで)。キャンペーン価格はなんと49ユーロ(約5,600円)とお手頃です。
GoProをすでに持っているという方、これは結構、注目ですね。
興味のある方は、ぜひサイトをチェックしてみて下さい。