2023年初にハーレー公式が2023年モデルを発表しましたが、1月19日のオンライン発表会で新たに、ニューモデルが追加されました!
そのうちの1台が「ブレイクアウト117」。クルーザー系のフラッグシップと言えそうなモデルです。
「ブレイクアウト117」はクルーザー系のフラッグシップ!

アトラスシルバーメタリック
こちらが世界初公開されたばかりの「ブレイクアウト117」です。2022年モデルは「ブレイクアウト114」でしたが、ミルウォーキー・エイト117エンジンに積み替えての登場となります。
このエンジンはハーレーの工場で正規生産されているパワートレインのなかで最大のトルクと排気量を誇ります。ということで「ブレイクアウト117」はハーレーの現行ラインアップの頂点の一つ、といっても過言ではないわけです。
「ブレイクアウト117」のディテールで注目すべきはエンジン!
早速各部を見て行きましょう。
「ブレイクアウト117」最大の注目ポイントはエンジンです。総排気量は1,923cc、ボア×ストローク=103.5 ×114.3 mmのロングストロークエンジンで、圧縮比は10.2:1となります。
また、吸気系にもご注目ください。前面に露出したフィルターエレメントがより多くの空気をエンジンに送り込む改良型ヘビーブリーザーインテークが、ズ太い中回転域トルクを発生させつつ、マッスルカーのような力強さも演出しています。
シャシーはハーレー自慢のソフテイルシャシーに改良を加えたことで、剛性を犠牲にすることなく軽量化を実現しながら、ハードテイルのようなクラシックルックを楽しむことができます。
また新形状のシートを採用したことで、5ガロン(約19L)のガソリンタンクの搭載が可能となりました。
クロームパーツを随所に配置しているのも「ブレイクアウト117」の特徴です。フェンダーサポート、サイドカバー、マフラーシールド、ターンシグナル、ミラー、ヘビーブリーザーインテークに採用されています。
「ブレイクアウト117」のカラーラインアップは全4色

ビビッドブラック
ということで吸排気系を含めたパワートレインをさらにハイパフォーマンス化して魅力を高めた「ブレイクアウト117」ですが、カラーラインアップはご覧のビビッドブラックが標準カラーとして設定されています。

バハオレンジ

ブラックデニム
+5万5,000円のオプションカラーとして、冒頭で掲載したアトラスシルバーメタリックと、上記2色(バハオレンジとブラックデニム)が用意されており、計4色と充実のカラー展開。
「ブレイクアウト117」は326万4,800円から
最後に気になるお値段ですが、326万4,800円(税込)~と、クルーザー系モデルでは最高値となっています。が、ここまでのハイスペックモデルであれば文句無しでしょう!
「ブレイクアウト117」のスペック
エンジン型式 | 空冷4ストロークV型2気筒 |
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排気量 | 1,923cc |
最高出力 | 76kW / 5,020rpm |
最大トルク | 168Nm / 3,500rpm |
車両重量 | 310kg |
全長(mm) | 2,370 |
最低地上高(mm) | 115 |
シート高(mm) | 665 |
変速機 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 18.9L |
タイヤサイズ | F:130/60B21、R:240/40R18 |
カラー | ビビッドブラック、バハオレンジ、ブラックデニム、アトラスシルバーメタリック |
価格(税込) | 326万4,800円〜 |