バイクが好きなのは、もちろんわかります……が、それがあまり過度になると周囲から冷たい視線が刺さります。ただでさえ、危険な乗り物として認識されているバイク。みんなに好感を持ってもらおう!とは思いませんが、同じ空間を共有する場合には、節度ある態度やマナーがある程度必要なのです。
さて「バイク好きなあなた」は、知らない間にDQNに認定されているかもしれません。いったい?!いくつ当てはまるか、一緒に確認しておきましょう。
爆音のマフラー(吹かしも)とスピーカー
爆音にして走行するのは、正直楽しい!
もちろん、わかります。ですが、爆音=騒音は違う気がするのです。自分アピールをして、パトカーに乗ったお巡りさんに追いかけられるのだけは避けてほしい。もしあなたが、バイクに乗り続けたいなら「免許がなくなる」ようなことはきっとできないはず……
そして風に吹かれながら海や山などで音楽を聴き走るのは、バイク乗りにしか味わえない「至福のひととき」。でもあなたが聴きたい音楽と周囲の人が聴きたい音楽は、別かもしれません。
自分の自由にしていい空間や時間、周囲のことを考えながら過ごす空間や時間もあることを、お忘れなく。お互いに騒音とならないよう、注意したいものですね。
電飾でピカピカ
爆音やスピーカーの音と比べると、迷惑かけてる!? と思いがちな電飾。確かに、自己表現の一部です。ちょっとだけ変えてみたライトが、気が付けばバイクのあちこちで点灯できる電飾マシンのようになっていた……。そんなバイクをみたら、「ちょっとやりすぎだよ!」と教えてあげましょう。
もしかしたら電飾マシンをもつライダーは、バイク友達が欲しくて声をかけてもらえるのを待っているかもしれません。話すキッカケは何でもいい。バイク好き同士、きっと楽しい会話が繰り広げられるはずなのです。
あまりにも電光具合が激しくて話しかけづらい場合には、そっと暖かく見守ってみましょう。どうやって取り付けているのか、参考になるかもしれないですね。
くれぐれも、バイクに勝手に触れないように注意しましょう。
素人目(ノンライダー)から見ると色使いは大事!
例えば、バイクがパニガーレのような美しい赤だとします。そしてライダーのファッションが、トータルコーディネートとしてブラックの装いならきっと「カッコいい」というイメージに。でも全身赤または青などの単色のみ、上下別のカラーがことなりブーツも違うカラーとなると、何となくカッコいいかもしれないのですが、おしゃれではない。
その他に半袖短パン、ネイキッドのバイクにも関わらずレース仕様の上下革で決めてくるなど……。基本的には好きな色で気に入った配色、これでバイクに乗ればよいのですが、ここで一つ。バイクにそもそも興味がない……という友人がいるとします。そうすると、あまりに自由な発想のコーディネートをすると「バイク乗りってこんな感じなんだ…」とひかれてしまう可能性も。
誰のためにバイクに乗っているのかと考えると、もちろん自分の自由のため。バイクが好きだから、なのですが。
いまどきバイカーはおしゃれにも敏感で、センスあるバイカーが増えてきていますね。たまには、バイクのカラーを考えながらファッションを選んでみてはいかがでしょうか。
最近一押しアイテムで久しぶりに感動したのが、BMWのブーツ。おしゃれで機能的、普段づかいでもOK!なアイテムなのです。
お店においていない店舗もあるのですが、カタログは置いてあるはず。ぜひ一度、ご覧ください。
過度なすり抜けとスピードの出し過ぎによる危険行為
日帰りツーリングをした帰り道。楽しすぎて少し遅くなってしまい、主要道路に向かうにつれて発生するのが渋滞なのです。日中に遊んだ疲れもあり、クラッチ操作をするのもツライ……。そんなとき、すり抜けやスピードを出し過ぎてしまうことがあるかもしれません。
無理なすり抜けは、事故のもとに。特に、トラックとトラックのあいだや道の狭い場所でのすり抜けには、十分に注意しましょう。
スピードがいつもより出ているなと思ったら、早めの休憩が必要です。
よく立ち寄るのは、道の駅やコンビニ、高速道路ならパーキングエリア。休憩しながらご当地グルメを満喫したり、あまり知られていない「道の駅の穴場スポット」を発見するのも楽しいですよ。
ぜひ、家に到着するまで楽しめるようなスケジュールでのツーリングを計画してみて下さいね。
バイクであおり運転
クルマと比較すると、バイクの方が信号待ちなどで加速力があり、小回りがきくこともありますね。そして、例えばこんな願望をお持ちのあなた。
「何となくどのクルマやバイクよりも速く走りたい!」
もしそんな願望があるなら公道ではなく、サーキットへ行きましょう。かりに何らかの状況で、急ぎたくなる気持ちもわからないワケではないのですが、前を走行しているクルマをあおってはいけません。
最近では、ドライブレコーダー(通称:ドラレコ)を前後に搭載しているクルマも増えていますね。事故を起こしたときに、お互いの言い分がことなると状況の確認がとれないのでトラブルの原因になります。
そんな時はドラレコが、かなり役立つアイテムに。もちろんこれをバイクに搭載して、いざというときに備えるのもひとつの方法です。
いかがでしたか。ひとつでも当てはまったらあなたもDQNの仲間入り!危険をいかに早く予測して対応できるか。ライテクと一緒に磨きをかけていきたいものです。
あなたはどんなライダーになりたいですか?