なんでエナジードリンクとモータースポーツってあんなに絡んでるか知ってた?

現代のモータースポーツ観戦ではエナジードリンクのロゴを見ないときがありません。これほどエナジードリンクのスポンサーがモータースポーツを席捲するようになったのはなぜでしょうか。

 

タバコに打って変わり登場したエナジードリンク

1990年代、マルボロやラッキーストライクなど、多くのたばこメーカーがモータースポーツのスンポンサードを果たしてきました。

しかし、欧州を中心にタバコが健康に悪影響を施すことを理由に、欧州各国で広告を抑制する動きがなされ、テレビや雑誌から放送する際にタバコのロゴを隠さなければなりませんでした。

フェラーリのF1マシンに至っては、マルボロのロゴを表示しなくても、マルボロをイメージさせるカラーリングば物議を呼び、たばこメーカーはモータースポーツのスポンサードから撤退

 

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それに打って変わってメインスポンサーに名乗りをあげたのがエナジードリンクメーカーです。

今ではF1MotoGPレッドブルモンスターのロゴを見ないレースはなく、主力チームの運営はエナジードリンクメーカーの莫大な資金に頼っている状態です。

F1にいたっては、レッドブルがジャガーチームを買収し「レッドブル・レーシング」、ミナルディチームを買収し「スクーデリア・トロ・ロッソ」を誕生させ、コンストラクターズタイトルを獲得するほどのチームになりました。

 

エナジードリンクメーカーとモータースポーツが密接な理由とは

エナジードリンクは身体の恒常性維持作用があるタウリンのほかに、覚醒作用、強心作用のあるカフェインを多く含み、身体の疲労回復を狙った飲料。

といっても、日本ではレッドブルやモンスターなど海外ブランドは清涼飲料水として販売され、海外では医薬部外品として販売されています。

身体を元気にしてくれるドリンクという意識もありますが、それよりもインパクトのあるロゴやデザイン、さらにフルーティーな炭酸飲料水の味わいから若い人から強い支持を得ています。

 

覚醒作用があるものの多くの国で合法なため、若者が集うナイトクラブや野外イベントでは欠かせない嗜好品になりつつあり、それでいながら年齢制限もなく多額の税金も課せられません。

タバコの跡を埋めるべくエナジードリンクは最良な嗜好品のスポンサードといえます。

また、エナジードリンクの活発さ、元気、アグレッシブといったイメージは、モータースポーツにも共通する部分があります。

 

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モータースポーツの運営側としても、若い方のファンを増やすためエナジードリンクのスポンサーは非常に歓迎的。

アグレッシブでファッショナブルなイメージを若い方に売り出したいエナジードリンクメーカーと若いファンをどんどん増やしたいモータースポーツ運営側、互いにウィンウィンの関係なのです。

 

エナジードリンクの広告にも危機が

エナジードリンクはカフェインを多く含んでいるため、カフェイン耐性が低い方への影響が問題視されています。

妊娠適齢期の女性には飲用を慎重にすべきと医療関係者からいわれ、子供がエナジードリンクを飲んだが十分な睡眠をとれずに学校で急な睡魔が訪れたり、ハイテンションになりすぎて問題を起こす事例が多く報告されています。

タバコのように健康に影響を及ぼす飲料となれば、広告に異議を唱える方は少なくありません。

タバコと同様に、エナジードリンクの広告を控える動きが今後起こりそうです。