みなさーん、バイク乗ってますか?
ふと気づくと「バッテリーまだ大丈夫かな・・・・・・」ならまだしも、「そろそろガソリンヤバいかな?」てくらい乗らずに放置してしまったりしてませんか?
いったん走り出してしまえば、それまでの葛藤も軽く吹き飛んでしまうのですが。
着替えて玄関出るまでの、「どこ行こう」「どれ乗ろう」「何着よう」「どういうルートで」と天気予報ともあわせて悶々としているうちに、なんだか面倒くさくなってしまうんですよね。
私はそういった時のモチベーションアップに、カメラを持ち出すことにしています。
もっとも、もともとカメラ趣味があったわけでもなく、写真の良し悪しを語ったり、撮り方を指南できるほどではありません。
しかも、カメラ沼というベクトルの違う蟻地獄にはまらないために、フルマニュアル撮影可能ではあるものの敢えて一眼ではなく、レンズ交換のできないコンデジのちょっといいのを用意した程度です。
あまりいいカメラだとバイクで出かけるお供にするには、それはそれでまた大変そうですし?
最近ではスマホでもかなりの写真を撮れたりもしますが、一応フルマニュアル撮影も可能で、レトロ・クラシック好きな所有欲も満たせながらも手ごろなお値段という点で、よい選択ではなかったかと思います。
Moto × Photo
この場合の被写体でありながらも、移動手段でもあるバイク。
(車種にもよりますが)四輪では入っていけないようなところにも、ズンズン突き進んで行けますし、ダメならダメで引き返すことができます。
そして、自分のバイクを撮るときは静物として、他人のバイクを撮るときや撮ってもらうときは動体として。
くわえて場所・季節・時間帯・シチュエーション次第で、全く違うさまざまな顔を見せてくれる被写体です。
バイクとカメラ。複数趣味の組み合わせとしては、非常に相性のいいものではないでしょうか?
撮る × 走る
また、そういったMoto×Photoな人の集うコミュニティに所属することで、他の人の作品を見れば見るほど、行ってみたいところが次々に(困るほど)増えていきます。
また、季節に関係なく・・・・・・いや、その季節であるからこそ撮れる写真なんてのもあったりします。
雪が積もってワクワクするなんて、大人になってからは久しくなかったことです(笑)。
ヒマでヒマでしかたないときは、近所の道端まで出向いて流し撮りの練習をしてみたりもします。これはこれで、狩人か狙撃兵かといった醍醐味がありますね。
そういう場合でも余程の街中でもなければ、バイクなら駐車に困ることはなく、歩くにはしんどい距離をこなせます。
いまだに下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的なレベルを超えることができないのですが・・・・・・
それでもある程度狙って撮れるようになると、友人からのウケがいいです。
で、最近のカメラにはたいてい動画撮影機能もついていて、FHD画質での60FPSや機種によっては120FPSの動画を撮れるものもあります。
そういった動画機能と、目の届く距離でのしばしとはいえカメラを道端に放置する度胸と、ちょっとしたトリックを使って、こういった写真を撮る(動画から切り出す)こともできます。
上の二点とも、安全には最大限配慮した上で違法行為のない状態での一瞬芸を切り取った、トリック写真のようなものです(笑)。
走る × 撮られる
自分の走っている姿というのは、前項での置き撮りでも不可能ではないのですが。
やはりどうしても画質はFHD以上にはできず、トリミングすると画質が荒れてしまったりします。
最近では4Kビデオカメラもアマチュアが買える値段にはなってきましたが、このためだけに買うのもなんとも勿体ないし。
そこで友人等に撮ってもらったりもしますが、皆が皆カメラの心得があるわけでもなく・・・・・・
そこで?町おこしも兼ねて?発案されたイベントがあります。
しまなみ海道の年まわりで特定の島の風光明媚なスポットに、プロ~ハイアマのカメラマンがスタンバイして、オリエンテーリングのごとく回っていくというイベントです。
撮ってもらった写真は、参加費と引き換えにもらったURLとパスワードで、後日ダウンロードできます。
2015年の初回から欠かさず参加させてもらっていましたが、2018年は開催されなかったようです。
各方面への運営のご苦労は傍から見ていても感じることはできましたが、どういう事情かは定かではありません。
自分が走っている姿を(出先で、綺麗に)撮ってもらう機会というのは、仲間内に喜んで呼び出しに応じるそういう趣味の人でもいない限り、素人ライダーには滅多にない機会ですので、今年はなんとかまた開催していただきたいところです。
また、他の地方にも拡がってほしいイベントですね。
副次的効果?
採光・露出・シャッター速度・被写界深度を考慮してコントロールした写真を(ある程度)撮れるようになると、バイクを撮るだけでなく、人物やペット等の撮影すると、家族や友人からのウケもたいへんよろしいです(笑)。
もっとも、スマホアプリでの詐欺写真に慣れ過ぎた娘あたりは、現実に打ちひしがれるどころか「ヘタクソ!」となじってきますが。
「Moto×Photo」いかがでしょう?