コロナの影響で冷え込んだ飲食業を支えるため、国が打ち出したGoToEatキャンペーン。そのおトクさは前代未聞なほど。飲食代を実質無料にすることもできますし、ワンランク上の贅沢なグルメ旅だって実現可能。活用するなら今でしょ！
飲食代が実質無料？GoToEatのしくみ
飲食代を国や自治体が補助してくれるGoToEatは、「プレミアム付食事券」と「オンライン飲食予約によるポイント付与」の２本の柱で成り立っています。
プレミアム付食事券は使用可能なお店が限られている
プレミアム付食事券の仕組みは「ある一定金額の食事券を買えば、何割か増しの金券として使える」というもの。例を挙げてもっと分かりやすくしてみましょう。自治体によって値段は違うのですが、例えば「１万円の食事券を購入すると１万2,500円分の飲食ができる」ということです。
買い方と使い方は以下の通り。
- 商工会議所や市役所などでプレミアム付食事券を購入する（地域によって購入方法が違う）
- 購入した地域の対象となる飲食店で、お会計をプレミアム付食事券で支払う
購入場所と使用可能なお店が限られていること、販売上限枚数も自治体によって差があることに注意してくださいね。
プレミアム付食事券はツーリング先での飲食を、より豪華にしてグルメ旅を楽しみたい方におすすめです。
オンライン飲食予約なら後日ポイント付与
オンライン飲食予約とは、例えばホットペッパーや一休などの飲食店予約サービスでお店の予約をすること。予約と飲食だけで、下記のように予約サイト独自のポイントを後日もらえます。
- ランチ：１人につき500円分のポイント（最大5,000円）
- ディナー（15時以降）：１人につき1,000円分のポイント（最大１万円）
一回の予約で最大10人分のポイントが付与上限なこと、飲食代の下限が設定されていることもある、という２点に気をつけてください。
飲食代を実質無料にするためのワザはこちらの「オンライン飲食予約によるポイント付与」を利用します。1,000円のディナーを食べると、次回の飲食で使える1,000円分のポイントが付与されます。現金ではなくポイントで付与されるので、厳密に無料とはいえないのですが、これが実質無料のカラクリなんです。
ライダーズカフェでバイク談義しながらタダ飯を喰らえ！
ツーリングでGoToEatを活用するなら、「GoToEat加盟店のライダーズカフェをツーリングの目的地にする」という方法がオススメです。ライダーズカフェでバイク談義に花を咲かせながら、実質無料で飲食する。そんなツーリングも大いにアリでしょう。
伊勢で名車を見つつスピリチュアル体験！
筆者のオススメは、三重県の伊勢にあるライダーズカフェ「RIDER’S CAFE 寺住 明王寺」です。
明王寺というお寺が経営しているという珍しいライダーズカフェで、「寺住（テラス）」という愛称で親しまれています。お店にはイギリスの知る人ぞ知るメーカー、アリエルの「レッドハンター」というバイクをディスプレイ。その製造期間は1932年～1959年と旧車中の旧車です。レア度の高いバイクで、なかなかお目にかかれるものじゃありません。
また、お寺が経営しているとあって、交通安全の祈祷や占いといったスピリチュアルな体験も可能です。加えて、近くに伊勢神宮や伊勢志摩スカイラインがあるので、下のようなツーリングコースもアリですね。
- 午前中に伊勢志摩スカイラインを鳥羽から伊勢（東から西）にツーリング
- 伊勢神宮で昼食と観光
- RIDER’S CAFE 寺住 明王寺で休憩と腹ごしらえ
- 海岸線を走りながら帰る、または次の目的地へ向かう
コロナの影響で営業時間も短縮されているので、ラストオーダーは16:30。早めに着くように時間を見ておきましょうね。
もはや、やらなきゃ損。終了前に急げ！
GoToEatはとてもカンタンに利用でき、さらにおトクさも大きいです。旅行先の食費を大幅に削るとなると今回のようなキャンペーンと組み合わせないとほぼ不可能でしょう。
キャンペーン終了がアナウンスされてしまいましたが、ポイントの利用は後日も可能です。今のうちに急げ！