40年の時を経て、現行モデルとして復刻したドゥカティ・スクランブラー。2015年の東京モーターサイクルショーでも人垣ができ、ユーザーからの注目度も高いモデルでした。
2020年末にも1100 PRO/Sports PROが発売開始し、そのクラシックな見た目とコンセプトはしっかりとユーザーの心を掴んでいることがわかります。
そんなスクランブラーを、ドイツの有名ビルダーがオシャレなエンデューロカスタムにし、しかもそれを誰でも再現できるようにカスタムキットを開発&販売していたので、今日はそちらをご紹介いたします。
Hookie Co. Scorpion Kit & LED
今回の主役はこのサイドパネル。前方の大面積パネルにはLEDライトが組み込まれており、ドゥカティ・スクランブラーの派生モデルであればどれにでも装着できます。
シート下部にも小さくフェンダーが追加されているのもアクセントになっていてかわいいですね。
カスタムベースのDesert Sledと並べてみると、どこがカスタムされているかが一目瞭然ですね。全体のリペイントに加え、前後の追加サイドパネル、ハンドガード、大型のヘッドライトにカフェレーサーチックな配置のラウンドミラーが主な変更点です。
点灯させると一気にゴツくなる!
サイドパネルは配線を1本つなげるだけで点灯し、取り付けるときも溝に引っ掛けてネジを2本〆るだけ!想像以上にかんたんですね。
お手軽さの反面、見た目は一気にゴツくなり、夜間に点灯させれば「なんだあのバイクは!?」と注目されること間違ありません。
カスタムベースのパフォーマンスも相まって、写真のようにバリバリのエンデューロな遊びを気兼ねなくできそうです。
キット購入について
さて、こちらのカスタムキットは短期間限定かつ在庫が完売次第、販売を終了してしまうかなりレアなアイテムです。エディションは3つあり、
- フルキット……ヘッドライトキット+前後サイドパネルキット
- 前後サイドパネルキット……タンク用LEDサイドパネル、シート下部用サイドパネル
- ヘッドライトキット……KOSO製LEDヘッドライト、リング状マウント、固定用金具、シリコンプラグ
の3種から選択し、さらに4色のカラーバリエーションから希望のものを選択できます。
写真のHookieブルーに加え、ドゥカティ・レッド、グロッシーピンク、無塗装があります。フレームやタンクは自身でリペイントする必要があるので、GIF画像は過信しないでください。
残念ながらこちらのパターン塗装されたフェンダーやタンクは付属しません……とてもクールだったので残念です。
価格はそれぞれ、
- フルキット……1,690~1,990ユーロ=約21.6~25.4万円
- 前後サイドパネルキット……1,190~1,490ユーロ=15.2~19万円
- ヘッドライトキット……290~590ユーロ=約3.7~7.5万円
となっており、別途日本へのシッピング費用も掛かってきます。決して安いとは言えない価格設定ですが、ドゥカティ・スクランブラーを購入される方にとってはさほど問題にはならない程度なのではないでしょうか。
前述のとおり短期間限定での販売なので、気になった方はとりあえずHookie Coの商品ページまで!