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カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

日本において小排気量モデルのカスタムといえば、ホンダ「モンキー」と相場が決まっておるわけで、専用サードパーティメーカーがあったり、専門誌が発行されていたりもします。それはそれで筆者も大好きなわけですが、世界を見渡すと、日本ではあまり見掛けない素敵なミニバイクのカスタムが存在しています。

 

そこで今回は、アメリカのカスタムビルダー”Industorial Moto”が手掛けた、実に可愛らしい2台のカスタムバイクをご紹介しましょう!

 

Industrial Motoはボロい中古車に新たな生命を与える!

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

それがこの2台。左は”Project Dude”で右は”Project Punk”と命名されています。

車両の解説を始める前に、今更ながらですが一言だけ、制作者である”Industrial Moto”について。同社は2011年に立ち上げられた小さなカスタムビルダーです。古くてボロボロのバイクをカスタマイズすることで、息を飲むような新たな魅力を与えてくれる、マジシャンのようなカスタムビルダーであります。

 

そんなわけで、同社が選ぶベース車両は日本車がメイン。ノーマル状態では誰も見向きもしないモデルを丁寧にカスタムすることで、実に魅力的なカスタム車に仕上げています。

しかも素晴らしいなと感じるのが、同店を主催するTylerさんの、この言葉。

私のゴールは、お客さんが買える適価の範囲で、魅力的なカスタムバイク、つまりエンジンのリビルドからフィニッシュまで、あらゆる面で手を抜かないカスタムバイクをを提供することなんだ

これは高感度もググっと高まるでしょう!

 

珠玉のミニバイク、Project Dude & Project Punk

Project Dudeのベースはカワサキ「KLX110」

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

さて、続いて本題。まずは「Project Dude」からご紹介しますが、そのベース車両は…… 2006年式のカワサキ「KLX110」。実に地味なチョイスですが…… これが”Industrial Moto”流。確かに良いバイクではありますが、それがここまで可愛く仕上げられていることに、驚きを隠せません。

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

念のため、オリジナル状態の2002年式カワサキ「KLX110」を掲載しておきます。コレはコレで可愛らしいファンバイクではありますが、恐らくきっと”Industrial Moto”が入手したのは、アメリカン・キッズに長年ハードユースされた、ボロボロの1台だったことでしょう。

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

それがご覧の通り!オリジナルとはまた一風変わった、クラシカルテイストのスクランブラーに仕上げられているのであります。エンジンのみならず機関パーツは完全OHを受け、フレームやスイングアームはパウダーコーティングが施されています。

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

また何の流用かは不明ですが、コロっとしたガソリンタンクに高さのあるシートの組合せが絶妙!

仕上げのクオリティも極めて高い!

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

ボルト&ナットには、アクセントカラーのブルーをチョイス!小技も効いているのであります。

 

Project Punkのベースはヤマハ「TTR-90」!

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

さてさて、もう1台の「Project Punk」ですが、コチラのベース車両は……2001年式のヤマハ「TTR-90」。恐らくきっと「KLX110」と同じようなコンディションだったことでしょうが、この出来栄えです!

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

コチラもエンジン&機能パーツは完全OHを施したうえで、フレーム、スイングアーム等はパウダーコーティング。

 

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

カワサキとヤマハの地味バイクがパワフルなミニバイクに大変身!?

エンジン、ケースカバーはもちろん、前後ホイールやガソリンタンクもピカッピカに仕上げられています。

 

落ち着いて眺めてみると、ベース車両は共に、フレーム構成も独特であり、スクランブラー風味に仕上げるのは中々に難しい車両であるはず。それをここまで見事に変身させるわけですから、そりゃ”Industrial Moto”が話題になるわけだと、納得させられた筆者であります。

Industrial Moto

カルペパー 22701, ジョージア州, USA

公式ホームページ

Writer: Reggy

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