ヘルメットとは本来、ライダーの頭部を守る重要なアイテムだ。
今回は、チリの男性がYoutubeにアップした検証動画で、日本のヘルメット製造メーカー”マルシン工業”社製のフルフェイスヘルメットと、中国製メーカー不明のヘルメットの2つを強度テストをしている。
この動画を見ていただき、ヘルメットの重要性を再認識していただきたい。
世界中のライダーに対しての注意喚起となった
テスト方法はいたってシンプル。椅子の上に乗せたそれぞれのヘルメットをハンマーで叩くというものだ。
投稿者によると、多くの国では、ライディング・ギアやプロテクターの品質に関する規制がないため、偽物や低品質な製品も平気で売られているのが現状のようだ。このことから、「安全性の品質が保証されているヘルメットと、そうでないヘルメットでは、どの程度強度が違ってくるのかを視聴者に見せたかった」と語っている。

左からマルシン工業製ヘルメット、右が中国製メーカー不明ヘルメット

このように椅子の上に置き、ハンマーで叩くというシンプルなテストです

まずはマルシン工業製から叩いてみましょう

表面のシェルこそヒビが入ったものの、びくともしません!

次にこちらの中国製メーカー不明ヘルメットを検証してみましょう

一発でズドーン!

シェルはもちろん、インナーまで思いっきり貫通してます…。

その後マルシン工業製を何度も叩きますが、

結局シェルのヒビがひどくなっただけで、ヘルメット自体は壊れません。
衝撃的な結果に、外国人からも驚きの声が多数寄せられていたが、今回はマルシン工業のプロモーションでも、中国製品に対するネガティブキャンペーンでもなく、ヘルメットの安全性について考えるための記事なので、割愛させていただく。
そしてコチラが実際の映像
日本においては、「SG規格」という安全規格をクリアしないと二輪量販店では販売ができないが、個人店やカスタムショップではまだまだ規格外ヘルメットが販売されている。
規格外製品に対する批判というわけではないが、自分を守るヘルメットの安全性について今一度考えてみてはいかがでしょうか。
自分の人生は自分が決めれば良いが、家族、友人、職場・学校の人のことも考慮すると、そうもいってられないのでは。