兄ちゃんイイの乗ってんじゃん!旧車・絶版車で広がるコミュニティ

大きくは3つに分かれる、1970~1990年代にかけてのバイクブーム。その当時ナウなヤングだった世代がキラキラと目を輝かせるバイクはすでに旧車や絶版車の領域です。

パランパランというチャンバーの音に首が折れるくらいの勢いで振り返ってしまったり、ヨシムラという言葉に異常に反応してしまったり。その愛は想像以上に深いのです。それゆえにかつてのヤングは、現代のヤングが旧車や絶版車に乗っている姿を見たら、話しかけずにはいられないのです。

 

「兄ちゃん!良いの乗ってるね!」なんて声をかけられることも。大丈夫です!こわい人じゃありません。もしもアナタが旧車や絶版車に興味がある子なら、積極的に元ヤングとコミュニケーションをとってみてください!豊富な知識と熱いハートをもった彼らが色々とアドバイスをくれるはず。

 

うれし恥ずかし信号待ちでの声かけ

赤信号でとまった時に、珍しいモデルやカッコいいカスタムをしているバイクを見ると話しかけずにはいられないのが、元ヤング。何年式なの?そのパーツはどこで手に入れたの?そもそも何でこのバイクに乗ろうと思ったの?聞きたいことは山盛りなのです。

話が長いとちょっと面倒くさいって思うかもしれませんが、一言「カッコいいの乗ってるね!」なんて言葉をかけられたら、このバイク乗ってて良かったななんて少しうれしい気持ちになりませんか?ちょっと恥ずかしいですけどね。知らない人とコミュニケーションが取れちゃうのはとってもステキです。

 

パーツ交換会でナンパ

元ヤングが積極的に参加するイベントといえば、パーツ交換会。スワップミートとも呼ばれていて、パーツを交換したり販売したり、愛車を自慢したり、気になるバイクを眺めたり、美味しい物を食べたりと、とにかく楽しいイベント。

ここに来るのは、とにかくみんなバイクを愛してやまない人達ばかり。もちろんステキな旧車や絶版車に乗っていたら、ナンパされちゃうかもしれません。Swapは交換、Meetは出会いです。合わせてSwapMeet(スワップミート)。一生ものの出会いがあることでしょう。

 

今なお人気が衰えない旧車・絶版車

面白いことがたくさんありそうなことはわかりましたが、そもそも旧車っていくらくらいするんでしょう?カワサキ Z1、Z2やホンダCBX400F、ヤマハRZ250、スズキGSX1100Sカタナなどなど。現行モデルにはないデザインや機構も多く、今なお人気が衰えない車種がたくさんあります。

 

あげだしたらとまらないので独断と偏見をもとに代表的な車種だけ相場を調べてみました。ちなみに筆者の憧れ、Z1000MKⅡは200万円超。永遠に恋するだけにしておきます。

 

ホンダ CBX400F(1981)

1981年に発売され、ミドルクラス4気筒の中で最強と呼ばれたホンダCBX400Fは130万円くらいから。程度の良い物ともなると800万円!ちょっとパンピーには手の出ない代物です。

 

GSX1100Sカタナ(2000)

レストア車両を手掛けるショップがあるくらい、コアなファンを抱えているスズキGSX1100Sカタナは80万円からとちょっと安め。

 

ホンダ NSR250R SP(1995)

2ストレーサーレプリカはどうでしょうか。ホンダが誇る名スポーツバイク、NSR250は45万円から120万円くらいと意外と幅があります。

いずれにしても、手に入れようと思ったら現行モデルの新車を買うくらいの覚悟は必要です。

 

手間を惜しまず愛せれば最高の相棒

どんなに現行モデルが高性能で安心感があろうとも、旧車や絶版車の魅力は色あせません。シンプルな構造で、自分が操っているという実感がひしひしとバイクから伝わってくることや、メカメカしい感じではなく武骨な感じのエンジン音もまた味があります。

もちろん部品を手に入れるのは大変ですし、なにかとお金がかかる上に、維持だってカンタンじゃありません。とにかくすぐに壊れるので、自分で対処できたり、頼りにできる人が身近にいるなどでない限りは大変な思いをします。そうしたデメリットを楽しいとすら感じられる人であれば、旧車や絶版車は最高のバイクになることでしょう。

 

復刻バイクに復刻パーツも続々

カワサキ Z900RS(2019)

最近では元ヤング世代を狙った”復刻版”もラインアップされるようになってきました。スズキ KATANAやカワサキ Z900RSなど、昔のスタイルを残しつつも、よりマッチョでスポーティーな姿となったリバイバルモデルがどんどん発表されています。「手間はかけたくないけど、クラシカルなバイクに乗りたい」という方はこちらを選んでみるのもいいかも?

とはいえ旧車をめぐる状況もいつまでも変わらないわけではなさそうです。先ごろホンダから、1987年発売のスーパースポーツVFR750R(RC30)の部品再生産が発表されたように、だんだんとメーカーも旧モデルへのサポートを広げてくれています。

 

やっぱり古くてもいいものは大事にしていきたいですよね。旧車乗りよ永遠なれ!

本田技研工業株式会社

公式サイト

川崎重工業株式会社

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スズキ株式会社

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jaychay

jaychay

トップガンに憧れてニンジャに乗ってしまったバイク女子。現在はバイク育児休暇中の2児のママです。女子目線からバイクの魅力を発信していきたいです!