正統派ブリティッシュモーターサイクルを現代の技術で楽しむことができる「ボンネビル」を中心とした”クラシックライン”を核に、スポーツモデルやアドベンチャースポーツモデルにもラインナップを拡大しているトライアンフ。

先日、遂に400ccモデルの投入を発表し、世界中を驚かせました。

そんなトライアンフが魅力的なカラー&グラフィックを採用した限定モデルを2車種発表したので、ご紹介いたします！

【トライアンフファン必見！】待望の400ccモデル「スピード400」と「スクランブラー400X」が登場！

「タイガー900 アラゴンエディション」はバハ・アラゴンでの優勝を記念した限定モデル！

限定モデルが設定されたのはトライアンフのアドベンチャースポーツモデル「タイガー900 ラリー」と「タイガー900 GT」の2車種ですが、そのきっかけは昨年の7月にイヴァン・セルバンテスが二輪車にとって最も過酷なレースのひとつであるバハ・アラゴンで勝利を遂げたことです。

セルバンテスは「タイガー900 Rally Pro」を駆り450kmのレースでライバルを1時間6分も引き離し、圧倒的な強さを見せつけました。これによりエリートレベルのレースにおいて「タイガー」が極めて過酷な地形に耐えられることが証明されました。

「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」はセルバンテス・カラー

こちらが今回発表された「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」。基本的な仕様はベースとされた「タイガー900 ラリー」に準じますが、注目すべきはカラー&グラフィック。セルバンテスが駆った「タイガー900 ラリー プロ」とよく似た、マットファントムブラック、マットグラファイト、クリスタルホワイトのトリプルカラーをベースにしています。

そこにバハ・アラゴン優勝マシンから受け継いだディテールとしてレーシングイエローのアクセントを融合させています。

フロントフェンダーに差し色として施されたレーシングイエローのアクセント。

また写真では分かり難いですが、個性的なツインカラーのシートデザインが採用されています。

さらに「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」にはエンジンプロテクションバーに加えて、ご覧のガソリンタンクプロテクションバーも標準装備されています。

「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」はセルバンテスカラーと個性的なツートンカラーシート、それにエンジンプロテクションバー&ガソリンタンクプロテクションバーが魅力の限定モデルであることが分かりました。

車両本体価格(税込み)は190万5,000円と、ベースモデルの173万5,000円と比較すると割高になりますが、限定モデルですから仕方ないですね。

「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」のスペック

「タイガー900 GT アラゴンエディション」もトリプルカラーを採用

バハ・アラゴン優勝マシンのスタイリングとスペックを受け継ぎ、ハイレベルなパフォーマンスを発揮する「タイガー 900 GT アラゴンエディション」は、街乗りからツーリングまで楽しめる、究極のミドルクラスアドベンチャーモデルです。

「タイガー900 ラリー アラゴンエディション」と同じくトリプルカラーが施されていますが、こちらはディアブロレッド、マットファントムブラック、クリスタルホワイトの3色によるもの。大胆かつエレガントな雰囲気を醸し出しています。

エンジンプロテクションバーは標準装備されますが、ガソリンタンクプロテクションバーは装備されません。車両本体価格は、186万5,000円(税込)です。

「タイガー900 GT アラゴンエディション」のスペック

2023年8月以降に販売開始！

どちらのモデルも予約開始は2023年7月20日(木)からで、販売開始は8月以降となります。限定モデルですから、欲しい方はお近くのトライアンフ正規販売店に問い合わせましょう！