「R1」と聞いてヤマハのリッターマシンを真っ先に思い浮かべるのは立派なバイク好きです。ですが、「アールワン」という名称はヤマハだけのものではありません。今回はヤマハを含めたさまざまなR1をピックアップ。一挙ご紹介しちゃいます。
2つのヤマハR1
ヤマハのアールワンについて知らない方のために端的に説明しますと、ヤマハは過去に2車種、その名称がついてたバイクを発表しました。
記念すべき最初のアールワンが、1990年に発売されたR1-Zというネイキッドタイプのバイクです。249ccの2ストロークエンジンを搭載するモデルになります。
そして2番目に登場したのが1998年に発売されたYZF-R1というスーパースポーツのバイクになります。こちらは998cc(俗にいうところのリッターバイク)の4ストロークエンジンです。
R1-Zはすでに生産終了していますが、YZF-R1はモデルチェンジを続け、海外モデルを中心にも現在も生産・販売が行われています。
ヤマハ以外の「アールワン」たち
そういえば「R1」という名前がつくモノっていっぱいありますよね。ここでは馴染みのあるものを色んな方面からご紹介いたします!
スバル R1
スバルが2005年から2010年にかけて生産・販売していた3ドア・ハッチバック・クーペの軽自動車です。1〜2乗りでしか使えなさそうな車内の狭さですが、乗車定員は4名となっているので4人乗りも一応可能です。
R1をベースにしたPRODRIVE P2というスポーツカー(プロトタイプ)もあります。
R-1ヨーグルト
名称の通り食料品でお馴染みのヨーグルトです。明治ヨーグルトブランド(株式会社明治)が製造しています。
定番の食べるタイプと、ドリンクタイプの2つに大きく分けられて展開されています。低脂肪・糖質0・脂肪0といったものもあるなど、バリエーションが豊富です。
1073R-1乳酸菌(ブルガリア菌、正式名称はLactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1)を用いたヨーグルトで、この乳酸菌が生み出すEPS(多糖体)がこのヨーグルトの強みとされています。
ちなみに、自動車で採用されている電動パワーステアリングも略すとEPS(Electric Power Steering)です。
国道1号線(R-1)
言わずと知れた国道の代表格である国道1号線、通勤で使用している方も多いのではないでしょうか。R-1という呼称でも広く親しまれています。この場合のRとはRoute(ルート、道路)の頭文字に由来するものです。
R-1ぐらんぷり(お笑い)
吉本興業が主催するお笑い大会です。ひとり芸の面白さを競うお笑い大会となっています。優勝賞金は500万円と、かなり高額。アマチュア部門もあります。
2020年のR-1ぐらんぷりではマヂカルラブリー野田クリスタルが優勝しています。
ジャガー R1
ジャガー・レーシングが2000年のF1世界選手権で走らせたフォーミュラー1マシンです。イギリスのレーシングカー ・デザイナーであるゲイリー・アンダーソンがデザインを担当しています。
上記の通り2000年のみのマシンとなっています。2001年に後継車となったマシンの名前がR2、実にシンプルです。
まとめ
今回紹介しましたように、自動車・バイク業界はもちろんのこと、その他の様々な業界にも「アールワン」の名称がつけられたものは数多く存在しています。
ヤマハ R1-ZやYZF-R1に乗っているオーナーの方、ツーリングの際にはR1ヨーグルトを持参して持ちネタにしてみてはいかがでしょうか。