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ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

蛍光色ってふつうは車やバイクのカラーリングに使われませんよね。用いられるとしても、面積でいえば1%にも満たないような小さいパーツにアクセントとして使われることはたまにありますが、フェアリングやホイールなど表面積の広い部分に蛍光色をあてがう例はほとんど見たことがありません。

今回ご紹介するバイクは、そんな前例のなさを打ち砕く大変ド派手なカスタムバイクです。

 

RZ429 “Middle Child” by Trident Cycles

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

このバイクが街中を走っていたら振り向かない人はいないでしょう。こちらのカスタムバイクを製作したのはアメリカ合衆国・ヴァージニア州に拠点を置くTrident Cyclesです。ベース車両は1988年型のヤマハ・RZ350を使用しています。

 

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

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注目すべきポイントはたくさんあるはずなのですが、あまりにもカラーリングが派手すぎてついついフレームやホイールに目を奪われてしまいます。黒塗りのパーツが背景に溶け込み、派手な色がより目立って見えますね。

FIBERMANというレース用パーツの製造・販売をする会社から購入したスズキGSXR用のフェアリングが特徴的です。

 

サーキット仕様に魔改造

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

見た目ばかりに目が行ってしまいますが、実は中身のカスタムもかなりの仕上がり。「ナナハンキラー」と名高いRZ350のエンジンは、2ストエンジン専門の改造屋であるWicked Motorsportsによって429㏄にまでボアアップされ、さらにピーキーにチューンナップされました。

 

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

フロントフォークはスズキ・GSX-R1000から移植し、ウェーブディスクローターを噛むのはBrembo製のサーキット向けGP4-RSキャリパーです。

 

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

リアショックはNitron製に交換され、スイングアームはスズキ・RGV250γから移植されています。ホイールも同じくRGV250γのものですね。少し不思議なチョイスですが、ドゥカティ999のリアキャリパー(Brembo製)を採用しています。

 

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

テールはヤマハ・RD350F2から拝借し、オリジナルのレザーシートを作成して組み合わせています。

 

ド派手なペイント、実は外注だった

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

さて、再び派手な見た目の話に戻りますが、この蛍光色ペイントはもちろん並々ならぬ芸術センスが備わっていないと到底再現できません。Trident Cyclesは、同じくヴァージニア州で車・バイクの塗装業者を営むKrazy Sprayzに塗装を依頼しました。

 

ド派手にいくぜ!ヤマハRZ350のボアアップ&ドレスアップカスタム

プロの手によって大胆かつ丁寧に仕上げられ、随所にTrident Cyclesのロゴがあしらわれています。たしかに、いくらカスタムビルダーだからといえども、ここまで綺麗に遊び心を出すのにはプロの手を借りる必要がありますよね。

 

知人の塗装屋に聞いてみたところ、10~20万円ほどで同じようにフレームからフェアリングまでの全塗装ができるそうです。バイクの下取り価格が下がってしまうかもしれませんが、いい気分転換ができそうですよね。

今回ご紹介したカスタムバイクを見て心が疼いた方は検討してみてはいかがでしょうか。

Writer: K.Y

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