初心者必見!やっちゃいけないライダー間でのタブーやマナー違反5選

憧れの愛車を手に入れていざ公道へ繰り出してみたら、すれ違いざまに手を上げて挨拶をされたり、駐車場で知らない人にふいに声をかけられたりと、「え、何!?」と戸惑う経験をするビギナーライダーも多いのではないでしょうか。

実は、ライダーの間では暗黙の了解となっているルールやマナーが意外と多くあったりします。今回はその中でも特に知っておきたい、5つの決まりごとをご紹介していきます。

 

むやみに他人のバイクは触らない

バイク雑誌やウェブサイトを眺めて、ときにはショップへ行き、試乗をし、悩みに悩んで手に入れた愛車。そんなバイクに対する思いはひとしおで、それこそ恋い焦がれる恋人のような存在といっても過言ではないでしょう。

 

何台バイクを乗り換えたとしても、ライダーのほとんどはそうした最初の思いを決して失わないものです。そんな“恋人”が他人にジロジロ見られたり、写真を撮られたりしたらいい気持ちはしないですよね?勝手に触られたり、跨がられたりなんて言語道断です。決してしてはいけません。

どうしても気になるかっこいいバイクがあるときは、オーナーに一声かけてからお願いしてみてくださいね。

 

ピースサインは仲間の証

ツーリングの楽しみは目的地までの走りや風景、行き先でのレジャーだけではありません。道すがら出会うライダー同士の交流もまた醍醐味のひとつです。

 

そんなとき覚えておきたいのが、すれ違い様の挨拶「ヤエー」。やり方は少し高めに上げた手を降るだけ。手の形はピースサインにすることが多いですが、平手でも大丈夫です。大事なのは「イかしたバイクじゃん!よい旅を!」とお互いのバイクを褒め合ったり、旅の無事を祈る気持ちを込めることです。手をふるだけでバイク乗り同士のつながりが感じられるステキな文化なのです。

 

もっとも、挨拶を送られたからといって必ず返さなければならないわけではありません。あまり気を取られすぎると安全面が疎かになってしまう面もあるので、余裕があるときだけ積極的にヤエーを送って、ライダーならではのコミュニケーションを楽しみましょう。

 

日常点検やメンテナンスは欠かさずに

バイクはたった2本のタイヤで倒れずに走っているわけで、なによりもバランスが大切です。タイヤの空気圧やオイルレベルなどのちょっとした変化でもバイク本来の軽快さが感じられなくなり、魅力が半減してしまうこともしばしば。

 

なによりあまりにも乗りっぱなしにしすぎると、様々な不具合が出てきます。エンジンがかからなくなってしまうくらいなら自業自得ですが、ブレーキをかけても制動距離が伸びてしまったり、タイヤがすべってしまったりと、下手をすれば事故を起こす可能性にだってつながります。安全運転には乗り手の注意だけでなく、バイクの状態を保つことだって欠かせないのです。

 

ライダーなら日々の点検やメンテナンスはマナーのうち。始める前は面倒に感じるかもしれませんが、バイクの状態を一つひとつ確認し、手を入れていくことで愛車への愛着もさらに湧いてきます。

 

音量は周りに配慮する

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マフラーの排気音はライダーにとっては心地よくても、ただウルサイと感じる人が多いのも悲しい現実です。そんな人にとってはどんな音量でも嫌なものですが、大半の人が許せる基準として排気音には騒音規制が設けられています。

 

純正のマフラーをそのまま使用する場合はあまり気にする必要はありませんが、サードパーティ製のものに換装するときは注意が必要です。「音がイイ……」と気に入ったマフラーでも、きちんと公道使用のものかどうかを確かめてから購入するようにしてください。競技用は規制など気にせず、ただ速さを追求したものなので、とんでもなく爆音なものがほとんどです。

 

音という面でもう一つ気をつけたいのが、ビッグスクーターや一部のクルーザーでたまに見られるオーディオの音量。ドンドンと重低音を響かせながら走る本人は楽しいかもしれませんが、通行人にとってはノイズ以外の何者でもありません。

 

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違法改造は迷惑でしかない

カスタムはバイクの楽しみの一つですが、公道を走る以上は安全への配慮が必要です。

 

天高くそびえ立つようなロケットカウルや見るからに危険物でしかない竹槍マフラーは行き過ぎた例ですが、かっこ悪いからとウインカーやミラーを外したり、ナンバーをかち上げたりなど、安全基準や表示義務を満たさない改造は違法です。取締を受けてしまうだけでなく、他のドライバーやライダーの肩身を狭くして迷惑がかかってしまいます。

 

まとめ

バイクは自由な乗り物ですし、基本は一人で走って楽しむものです。それでも、その走りによって繋がれる人や場所があります。

そのためには最低限のルールやマナーを守ることが大切。運が悪いと、大勢を巻き込んで肩身が狭くなることもあります。お互いを尊重する心を持って、コミュニケーションを豊かにしていけば、バイクライフの楽しさは膨らんでいきます。

 

参考-Unsplash