メイン画像もタイトルも、新しい情報すぎて脳内処理が追いつかないくらいに目新しい情報だと思います。
今回はインドネシアはジャカルタのカスタムショップ「Thrive Motorcycle(スライブ・モーターサイクル)」がカスタムした、インドネシアで販売されているヤマハのロードスポーツ「スコーピオ」ついてご紹介いたします。
ヤマハ「スコーピオ」とは?
「Scorpio(スコーピオ)」とは、ヤマハ発動機グループのインドネシア部門で、ジャカルタ市内のオートバイ製造・販売子会社ヤマハ・インドネシア・マニュファクチャリングが製造・販売するロードスポーツモデルです。
インドネシアを拠点としたアセアン圏内での販売のため、日本では姿はおろか、名前すら聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。
なおエンジンスペックとしては、223cc 4ストローク単気筒。最高出力13.4kw(18.0HP) / 8,000rpm、最大ルク17.5Nm/ 6,500rpm、5速ミッションとなっています。
スコーピオが直線的な車両に大変身!
そんなヤマハのスコーピオを斬新にカスタムしてしまったのが、インドネシアはジャカルタにショップを構える「Thrive Motorcycle(スライブ・モーターサイクル)」です。
何しろスクエアな形状が目を引くデザイン!
ウィンカーとテールランプをサイドのボックスに収納し、センターから掃除機のようなサイレンサーが顔をのぞかせています。
シートも外装のラインに沿った直線的な形状です。
フロントカウルも四角く、ブラウン管テレビのようなルックスが”ネオ・レトロ”といった風合い。
エンジンガードも外装に合わせた無骨で戦闘的なヴィジュアルのものをセット。
エキパイの取り回しは、サブフレームの隙間を縫うように通る独特のカスタム。
前衛的なのは外装デザインだけではありません! なんとスピードメーターにはスマートデバイスを使用するのです。
ロードスポーツなのか、オフローダーなのか、もはやノンジャンルなバイクへと変貌を遂げたスコーピオ。
先日ご紹介したヤマハのコンセプトバイク「√(ルート)」で提案された腕時計型のスピードメーター然り、今後は様々なデバイスとバイクとの融合が進むのではないでしょうか。
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画像 – Thrive motorcycle、Wikimedia : Stug.stug