東京モーターショーの二輪ブースで最も力が入っていたのは、間違いなく、カワサキでしょう!
復活を果たした「Z」のみならず、多数のニューモデルを展示していました。
「Z900RS」は期待通りの仕上がり!
アンヴェール直前の「Z」は、こんな感じで。それが何台も並べられていたので、カラバリが豊富なのかと思っていたのですが……
事前予想では、このCG画像が露出していた”キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ”は無事に公式発表されました!
既に公式画像も公開されていますので、こちらもどうぞ!
クラシカルな雰囲気を漂わせたスタイルに現代のクラフトマンシップを融合させたレトロスポーツ、それが「Z900RS」です。往年の名車「Z」をモチーフにした、現代版の「Zephyr」といったところでしょうか。
エンジンはカワサキ伝統の並列4気筒を搭載。低中速回転域でのトルクを重視した特性でパワーと扱いやすさを高い次元で両立しています。
速さや漢らしさが強調されやすいカワサキですが、実は昔から、モーターサイクルの在り方を重視するメーカーでもあるわけです。
低中速域での力強さと扱いやすさが特性の948cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載。最高出力は82kW(111PS) / 8,500rpmと必要充分以上。
エンジンカバーはすべてアルミダイキャスト製。特有の光沢を放ち、美しさを際立たせます。エンジンのエクステリアも「Z1」をモチーフとしているそうです。
サスペンションには、倒立フロントフォーク(41mm)とホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション(モノショック)を装備。高いスポーツ性と快適性を獲得しています。
フロントブレーキは、剛性の高いラジアルマウントタイプのキャリパーに、大径300mmのディスクを組み合わせています。
アシスト&スリッパークラッチを始めとして、最新装備をしっかり搭載しており、これは定番モデルとして育てて行くに違いなく、「Z900RS」はカワサキのニュースタンダードとなりそうです。
カラーバリエーションは、冒頭に掲載した”キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ”と……
コチラの”メタリックスパークブラック”の2色です。しかも!公式に発売日とお値段まで公表されました!
2017年12月1日より販売が開始され、車両本体価格(消費税込み)は……129万6,000円と発表されました。
「Z 900 RS」はカスタムベースに最適!
カワサキブースの勢いは凄かった!「Z900RS」ベースのカスタム車両が3台も展示されていたのです!
これは”モトコルセ”の手による1台。
前後オーリンズの足回りのほか、外装・小物はカーボン製を装備。
ハイセンスな”モトコルセ”らしい仕上がり。実に魅力的です!
“ビトーR&D”、”ドレミコレクション”とのコラボカスタムもありました!
「Ninja 250」と「Ninja400」も登場!
驚いたことに、カワサキの新車攻勢は続きます!ご覧の「Ninja 250」が公式発表されました!
エンジン&フレームが新設計という力の入ったモデル。もちろんワールドプレミアです。
同じく「Ninja 400」もフルモデルチェンジを受けてワールドプレミア!
この2車については続報としてお届けしましょう!!
二輪ブースで最大の注目はカワサキ!
ということで、駆け足になってしまいましたが、カワサキブースの出展物をご紹介しました。
(筆者の私見ではありますが)今回のショーで、これほど大量の魅力的なニューモデルを投入してくれたのは、カワサキのみ。最大の注目ブースです。皆さんも是非、会場にて実車をご覧になってくださいね!