機能性、デザイン性、良心価格の三拍子が揃ったウェアとして、以前当サイトでご紹介した寅壱(とらいち)の製品。

読者の皆様から大変好評だったことに味を占め、さっそく取材に行ってまいりました！かっこよくてオシャレで機能性も抜群、コストパフォーマンスに優れたデニムスタイルが生まれた背景と、最新の人気モデルをご覧ください！

寅壱基準を貫きながらカジュアルワークウエアの開発を行っている

商品企画部部長の村上貴章さんと、商品企画担当の内田守さん

作業服メーカーとして時代のニーズに合った、作業服を提供している寅壱。

元々は鳶(とび)職人からの高い支持を得ていた背景もあり、生地の強度や使いやすさなどは折り紙つき！

“寅壱＝強くて丈夫”という素材に関する「寅壱基準」なるものがあるそうだ。

また、デザイン性や着用感を大切にするためにハイブリッドな素材を用いたり、生地の織りだけでなく加工を施すなど、マーケティング活動の中でユーザーの細かなニーズやスタイル・シーン用途の広がりを意識するようになっていったそう。最近では他業界との交流も増え、キャンプやDIY、サバゲー、そしてBMX やバイクなどアーバンスポーツ等の用途が一層広がるようになり、現場職人に限らず寅壱を着用している方々を良く見るようになってきた。

目指すは海外のワークウエアブランドのように、生活や日常に溶け込むカルチャーになっていくこと。「生きることが、作業だ」というコンセプトは、さすが作業服メーカーとして良いものを長く提供し続けるブランドならではの力強さを感じました！

カタログもデザインやコンセプトを確立したスタイリッシュなもの。ブランドコンセプトの確立に一役買っています！

デザインについても、やはり素材からどういった市場に当てはまるかなどを幾度となくディスカッションしたうえでデッサンに起こしていくそう。配色の入れ方や素材の変更など、サンプルを数度作りながら商品開発チームで検討を重ねている。

デッサンやその後の仕上げにおいても、細やかなこだわりや用途別の工夫を凝らしていく

内田さん自身が職人を経験されていることもあり、実際の用途やシーンを踏まえてデザインを組み立てることを意識しているとのこと。なるほど、デッサンにも細かな仕様やこだわりが詰まっています！

そんな中から、ネオレトロ(ネオクラシック)スタイルのバイクにマッチするアイテムを厳選してご紹介します。

デニムブルゾン＆カーゴパンツ(8840-124/219)

さて、最近の人気モデルで注目したのはこちらの8840シリーズ。開発当初からサードジャケットやシングルライダースなどは、ファッション性の高さと職人的な要素を感じて注目していたそう。

リフレクターや、グローブをしていても明けやすいジップタグなど、随所にこだわりと使い勝手を両立。デザイン性の高さと相まってライダーにも嬉しい仕様が盛りだくさん！

息の長いものをベースに考えつつ、現代的なカッティングや、クラシックにモダンを掛け合わせたスタイルとして、ネオレトロスタイルにもハマりやすいデニムセットアップが誕生したのです！アウトドアなど様々なシーンで利用できるようなスタイルが好評とのこと。もちろん、5ポケットやマチ、補強材なども用いる一方でヨコとタテの可動性をとったり、さらには摩耗しやすいところにはコーデュラデニムを用いたりリフレクターがついていたりと、利用シーンの想定を随所に活かした逸品です！

なお、ライダーだけでなく、現場で作業服として着る方が気兼ねなくその服装のまま公共の場に出られることも意識されているそう。さすが、職人さんの気持ちに寄り添う寅壱ならでは！と唸った瞬間なのでした。

デニムワークジャケット＆カーゴジョガーパンツ(8860-124/235)

※使用写真の商品カラーはコン

春夏のNEWモデルは8860シリーズがオススメ！遮熱機能を入れて裏面を点接触にしているから肌触りは抜群！夏場のロングライドにももってこいです！もちろん横伸びストレッチや止水ファスナーなどデザインにも拘った仕様になっています。

ヒザ裏にはニーパッドポケットもあるので、インナープロテクターも仕込める嬉しい仕様ですね！

ベルトループの太さは現場感のあるデザイナーさんのこだわりのポイント。膝裏のニーパッドポケットなどもライダーには嬉しい仕様！

リーズナブルでありながらデザイン性と機能性を両立させた寅壱のデニム系ラインアップは、クラシカルなネオレトロ系バイクとの相性もピッタリ！

これからの季節に寅壱のデニムでクールにツーリングへ出かけませんか？