昨年、BMW「R1200 GS Adventure」が LEGO Technic シリーズから発売されましたが、両社が再びコラボレートして、ホバークラフトへの組み換えキットが追加発表されました。
組み換えの追加みならず、興味深い実物のコンセプトモデル「Hover Ride Design Concept」が製作されましたので、ご紹介しましょう。
ベースは昨年発売された 「R1200 GS Adventure」
コチラが昨年末にリリースされたLEGO TechnicのBMW「R1200 GS Adventure」。総パーツ数603個、全長×全幅×全高=33×10×18cmとかなり大柄のモデルであり……
- 車両を動かすとボクサーツインエンジンが動く
- BMWモトラッド独自のテレレバーフロントサスペンションの再現
- シャフトドライブの再現
といった、BMW好きも納得の仕上がりとなっていました。
Hover Rideは2 in 1キット!
そして今回新たに発表されたのがコチラ! LEGO Technicの「R1200 GS Adventure」をベースにした2 in 1キットであり、組み換えることでホバークラフトに変身させます。
コチラが、そのイメージ。組み換え方法は、オンラインにて入手可能です。
BMWモトラッドのプレスリリースでは「再びコラボレート」なんて言っていますが、早い話、あらかじめ組み換えキットとしてデザインしていたのでしょうね。
Hover Ride Design Concept
そして興味深いのがコチラ。「Hover Ride Design Concept」です。「R1200 GS Adventure」の実車をベースにして、BMW Training Unit(研修生チーム)が製作したものです。
先に存在したのが「LEGO Technic」のHover Rideであり、それを基にして実物大のコンセプトモデルを製作しました。
BMWモトラッドのプレスリリースによりますと、フロントホイールリムをカスタムしてプロペラを製作した、とのことですが、筆者には良く分かりませんでした……
ということで、市販化を前提としたコンセプトモデルではなく、研修生の創造性と製造技術を高めるためのケーススタディ的なモデルが「Hover Ride Design Concept」。
いつの日か、本モデルのように、バイクがホバークラフトに変身するような時代が来るのですかね?