世の女子が強くなったと噂される昨今。家庭では、娘を持つ父の威厳は保たれているのだろうか?
今回はトーキョー女子映画部が調査した、「娘からみた父親」についてのアンケート結果から、”愛されパパ”になるための方法をご紹介いたします。
自分のお父さんは好きですか?
まずは、10代の女子233人に対し、どストレートな質問として、「お父さんが好きか嫌いか」の質問をしてみました。
好き 45.5%
嫌い 14.2%
どちらとも言えない 40.3%
「好き」と答えた娘が半数を切っています。夜な夜な泣き暮れるほど切ない結果です。
各家庭はもちろん、各個人によっても反抗期などの差がありますが、最大の原因は”コミュニケーション不足”ですね。幼いころは、知識を吸収することに一生懸命な娘も、いつのまにか自我(良し悪しの選択)が芽生えるため、自然と父娘の間に距離が生じるものです。それでは、一体どんな父親なら好かれるのでしょうか。
理想のお父さんの特徴は?
優しい 63.5%
妻を大切にしている 59.2%
頭が良い(勉学に限らず) 54.5%
ルックスが良い(おしゃれ、身だしなみ等も含め) 46.4%
おもしろい、笑いのセンスがある 39.9%
(以下略)
おそらく、仕事もプライベートの趣味も楽しむパパが理想だと思っているのは、残念ながら自分だけでしょう。
息子であれば父の背中を見て育つので、「休日は趣味に明け暮れる父、平日は仕事に没頭」で良いと思いますが、成長した娘がみている父親のポイントは、すでに男性としての器が重要視されているようです。
「俺の娘は”お父さんっ子”だから大丈夫…」ではないのです!
父娘の距離感をはかる一つのバロメータとして、「いつまで一緒にお風呂に入ってくれるか」というコミュニケーション手段がありますが、こちらもアンケート調査を行い、平均でどのくらいの年齢まで一緒にお風呂に入っていたのかも聞いてみました。
いつまでパパと一緒にお風呂に入っていましたか?
幼稚園くらいまで 23.6%
小学校1、2年生くらいまで 35.6%
小学校3,4年生くらいまで 21.5%
小学校5、6年生くらいまで 6.0%
中学生まで 2.1%
高校生まで 0.4%
高校卒業以降も入ったことがある 0.9%
一緒に入った記憶がない 9.9%
お風呂に一緒に入らなくなるころから徐々に父と娘の距離感も変わってくると思いますが、大半の娘が小学校5年生にもなれば一人でお風呂に入り出すようです。お宅の娘さんはどうでしょうか?大人になっても尊敬と愛情を向けられるパパであり続けたいと世の父親は思いますよね。
いかがだったでしょうか?
ちなみに、2015年5月2日DVDリリースとなる『96時間/レクイエム』の主人公、リーアム・ニーソン演じる”ブライアン・ミルズ”は、このアンケート調査の「理想の父親像」の条件をほぼカバーしているキャラクターです。この映画を観ることによって、父親としてのあり方を再認識するのも良いでしょう。
また、娘と一緒に観て父娘中を深めるのも良し。娘にDVDを貸してあげて、パパの愛情について改めて感じてもらうなんてのも良いのではないでしょうか。
参考 – PR TIMES