フェラーリが10月に正式発表したばかりの「F12tdf」。「F12ベルリネッタ」よりもさらに高性能のモデルということで話題を呼んだことは記憶に新しい。当初より生産台数が799台限定で発売されると発表されていたのだが、この799台全てのモデルがすでに完売してしまったという情報が入った。
オフィシャルデビュー後、即完売に!?
フェラーリ側からの正式な発表はないものの、情報によると11月8日にイタリアはムジェッロで開催されたフィナーリ・モンディアーリでのオフィシャルデビュー後、799台全てのオーナーが決まり、そのまま完売となってしまったとのことである。
高いハードルの購入条件を799台全てがクリア
「F12ベルリネッタ」よりもさらに高性能のモデルということもあり、価格はベースモデルで5,000万円以上と言われている「F12tdf」。限定車ということも相まって、通常のフェラーリの他の車種よりも購入条件のハードルが高いと考えられていたが、そのハードルを799台全てのオーナーがクリアしたということだろう。
フェラーリのブランド名を大いに挙げる
完売と言えば「ランボルギーニ・アヴェンタドールSV」や「マクラーレン675LT」などが思い浮かぶが、「フェラーリF12tdf」もその仲間入りを果たし、フェラーリのブランド名を大いに挙げることに貢献することとなった。もちろん、今後新車価格よりも高いプレミア価格で取引きされる車種になる可能性が高くなる。すでに新車では購入不可能な、幻のスポーツカーとなってしまうかもしれない。どちらにしても、今後、どういった方が高いハードルを超えてオーナーとなったのかも気になるところである。
参考 – Youtube : Ferrari F12tdf – Official Video、Ferrari F12tdf – Official Test Drive