日本の暴走族の成り立ちは、1950年代に発生した「カミナリ族」ブームに端を発し、1970年代には「狂走族」となりより凶暴性を増し、1972年に富山で起きた騒動をきっかけに「暴走族」として認知されるようになった。
1990年代半ばからは、暴走族のOB・OGで構成される「旧車會」がブームとなり、当初は秩序を守るという建前があったが、結局粗悪な一面が発露し、成人版暴走族と呼ばれ、再加熱の方向にある。
アメリカメディアから見た「暴走族」
そこで、今回ご紹介するのは、アメリカはニューヨークのメディア「vocativ」が特集した、日本の旧車會に所属する女性たちのドキュメンタリー動画だ。
アメリカ人からすると「自分のケツを自分で拭ける日本人女性」という印象のようだが、自国民からすると、いかがなものでしょう…という疑問が湧いてくる。
アメリカから取材クルーが来て、彼女たちはどのような心境で取材を受けたのか。
動画の途中では、まさに道路交通法違反、違法改造のオンパレード…。
ハコ乗りなんて久しく見いないが、まだ絶滅してなのか。
「暴走族のあいだではホークIIが人気で、バーブ、バーブっていうエキゾーストノートだから通称”バブ”っていうんだ」
「特攻服は洗わないんだ」
インタビューより
アメリカ人から見ても”アメイジング”に映る彼女らの生き方。何はともあれ動画をご覧ください。
イギリスのトンナップボーイズ、ロッカーズ、モッズ、アメリカのモーターサイクル・クラブ、韓国のポクジュジョク、などなど、世界各国においても文化こそ違えど各々のアウトローは存在する。
一概に”悪”とは決めつけないが、秩序を守った行動に心がけていただきたいものである。
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参考 – Youtube : Bosozoku Girls of Japan