1960年代半ばに製作された伝説のショー・ロッド「バスタブ」がヨコハマ・ホットロッド・カスタムショーに登場。バスタブにエンジンとタイヤを付けた衝撃的なショーカーに、会場の注目を集めていました。
伝説のショーカー「バスタブ」が横浜で世界初公開
昨年12月1日にパシフィコ横浜で開催された「YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW」は、多くのホットロッドカスタムカーやショーカー、カスタムバイクが集められ、19,000人の来場者が詰めかけたビッグイベントです。
そこで会場の視線を一挙に集めていたのが、アメリカからやってきたショー・ロッド「バスタブ」。
その名の通り、二つの浴槽がのっけられた起承転結なクルマですが、これは1969年にショーロッドとして製作された伝説のショーカーです。
しかも、バスタブのオーナーが復活の初お披露目に選んだのがヨコハマ・ホットロッド・カスタムショーであったため、海外メディアからも大きく取り上げられ世界中のホットロッドフリークから注目を集めました。
バラバラの状態から3ヵ月でレストア
バスタブはGalpin Auto Sports(ギャロピン・オート・スポーツ)の代表ボウ・ボエックマン氏が所有していたもので、1960年代半ばに製作されたものがバイバラになっていたのを約3ヵ月間だけでレストア。ショーカーとはいえ走らせれるまで仕上げて日本へ持ってきてくれました。
バスタブのレストアは、ボウ氏と共に働くデイブ・シュテンボウ氏により監修され、完成したのが10月下旬だったため、日本上陸までギリギリまでレストアされていました。
ディスカバリーチャンネルが密着取材
エンジンを始動して走行して入場する「ライドイン」では、ボウ・ボエックマン氏がバスタブに家族を乗せて登場しました。
バスタブのレストアの様子はCATVの「ディスカバリー・チェンネル」がホットロッド・カスタムショーに登場するまで密着取材しており、アメリカでは近日放映され、日本での放映は未定ですが是非とも日本のテレビでも流してところ。
バスタブは当時のオリジナルを復元させ、バスタブやドライビングシートの至る所にライムグリーンのベルベット調ファブリックを張り巡らし、ランビングボードとエグゾースト・パイプは24金メッキで仕上げています。
エンジンとブロワーはゴールドとライムグリーンに塗装され、1960年代のアメリカンモータースポーツを象徴するグッドイヤー・ブルーストリークタイヤがむき出しに装着されているたりはホットロッドの様相。
V8エンジンサウンドは直管なのでライドインの時は爆音ですが、バスタブの走行する姿と見事に諧調していました。
まとめ
伝説のショーカー復活の場にヨコハマを選ばれたことは、日本でもホットロッドが根付いてきていることを示しています。
今年のヨコハマではどんなショーカーがライドインを走ってくれるのか?そういった意味にでヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー2020は見逃せません。