これからの季節、転勤や転職、新社会人など、環境やステージの変化を迎える方も多いですね。
そして、環境が変わることにより、車を買い替えたり、新しく購入を検討している方も多いはず。
そこで今回は、現在所有している車と、今後買いたい!憧れている!という車について、駐車場事業の「タイムズ」やカーシェア事業の「タイムズカープラス」など展開する「パーク24株式会社」の会員6,900人に対して行われたアンケート結果から紐解いていきましょう。
現在所有している車はやはり経済的な方向に!
タイムズクラブ会員のうち、約9割がクルマを所有しており、所有するクルマの種類は、「ミニバン」が26%と最も多く、次いで「セダン」が23%、「軽自動車」22%となりました。
男女別でみると、男性の28%が「ミニバン」、25%が「セダン」で、女性の場合は34%が「軽自動車」でした。
所有率が最も高い車種を地域別にみると、中国、四国、九州・沖縄において「軽自動車」の所有率が最も高く、関東や東北、北海道などそれ以外の地域では「ミニバン」の所有率が最も高い結果となりました。
やはりまだまだ景気の低迷の影響から、減税や低燃費などの維持費の安さと、実用性を兼ね揃えたような車種が選ばれているようです。
男女で意見が割れた!好きな車種は?
次に好きな車種の総合1位は「セダン」(24%)でした。次いで「ミニバン」(21%)、「ワンボックス」(17%)となっています。
男女別でみると、男性の1位は「セダン」(25%)、女性の1位は「軽自動車」(25%)となり、ここで意見が割れています。
また、男性の20代と50代以上は「セダン」、30代は「ミニバン」、40代は「スポーツカー」となり、世代による違いが見られました。
女性の場合では、子育て世代である30代・40代は「軽自動車」と「ミニバン」がトップとなっており、運転のしやすさとともに、生活環境に合ったクルマが選ばれる傾向にあるようです。
ここで気になったのは、30代男性の好きな車種1位が「ミニバン」であるということです。これは、もしや家庭や奥様の意見に流されてしまっているのでは!? という、弱体化してしまった30代男性に対して一抹の不安をおぼえました。
1度は乗ってみたい憧れの車はやはり…
総合3位「メルセデス」(12%)、2位に「フェラーリ」(15%)、そして憧れの車総合1位は、「BMW」(17%)となりました。やはり現在でも日本人は輸入車への憧れが強いことが十分にわかります。
「BMW」は年代・性別を問わず支持されている一方、「フェラーリ」は、30~50代男性の人気が高くなっています。
国産メーカーとしては、「トヨタ」が60代以降の憧れのクルマとして、「BMW」「メルセデス」に次いで、3位にランクインしました。これはやはり「トヨタ」車の安定性・安全性・快適性・利便性など総合面で、酸いも甘いも経験してきたおじさま・おばさま方の経験値から弾き出された、当然の結果かもしれませんね。
その他では、レクサス、ランボルギーニ、マセラティなどの高級車が挙がっていました。
【男女別】憧れの車(1位~3位)
■男性 1位:フェラーリ(19%)、2位:BMW(16%)、3位:メルセデス(13%)
■女性 1位:BMW(18%)、2位:audi(13%)、3位:メルセデス(12%)
【年代別】憧れの車(1位、2位)年代
~20代 1位:BMW(19%)、2位:audi(17%)
30代 1位:BMW(17%)、2位:フェラーリ(14%)
40代 1位:フェラーリ(18%)、2位:BMW(14%)
50代 1位:BMW(18%)、2位:フェラーリ(15%)
60代以上 1位:BMW(20%)、2位:メルセデス(15%)
やはりというべきか、輸入車BMW強し!です。最近だと都内ではaudiをよく見かけますが、いまだ王者BMWの時代は続いているようですね。
現在だと、カーシェアやレンタカーで、憧れの輸入車にを取り揃えていることもありますので、買う前に一度レンタルしてから比較検討してみるのもよいでしょう。
【参考リンク】