早いもので2017年はもうすぐ終わり……当サイトで掲載している【2017年の総まとめ!】記事も最終コーナーを回りました。
これから数回は四輪メーカー編。初回はトヨタをお届けしまっす!
シティコミューターのコンセプトを続々投入!
人工知能技術を搭載することで人とクルマがパートナーの関係となる、モビリティ社会の未来像を具現化したコンセプトカー「TOYOTA Concept-愛i(コンセプト・アイ)」。
クルマは“愛”がつく工業製品であるというトヨタが大切にしている想いのもと、クルマが人に働きかけることで始まる、新たな体験を提供する、とされていました。
ヨーロッパでは、需要の高い小型EVコミューターのコンセプトモデルを発表!近未来の都市型モビリティライフを提案するコンセプトモデル「TOYOTA i-TRIL」です。“i”は私、TRILはTRIple(3人)とLean(リーンテクノロジー)を合わせた造語になります。
開発テーマは「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティ」。新しい乗り味と使い勝手の良さによる楽しさを提供するとともに、都市生活者のニーズに応える、小型EVコンセプトでした。
トヨタ傘下のヤマハは”LMW”を猛プッシュしていますが、これからは二輪と三輪・四輪の垣根が低くなって行くのでしょうかね?魅力的な1台でした。
フラッグシップセダンが11年ぶりにフルチェン!
11年振りとなるフルモデルチェンジを受けたレクサスのフラッグシップセダン「LS」が、満を持して北米国際自動車ショーで発表されたほか……
そのハイブリッド版「LS500h」も発表されましたね!
ハイブリッドの「LS500h」は、折り紙にヒントを得て、匠の手作業でL字形の独特なプリーツ上の折り目をつけたドアトリムや、切子細工をモチーフに、強化ガラスに加工を施すことで、繊細な造形を実現したドアトリムオーナメントなどにより、日本の伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的な空間を生み出していました。
SUVコンセプトモデルも続々!
「FT-4X」は、アウトドアシーンを中心にクルマの新しいあり方を提案する小型SUVベースのデザインコンセプト。
取り外し可能なオーディオ&ルームランプを装備しており、アウトドアで楽しむためのギミックが満載されていました。
そして「FJクルーザー」の”Final Edition”も発表されてしまいましたが……
その後トヨタは「FT-AC」を発表!
山岳地帯でのキャンプや川下り、マウンテンバイク走行など、本格アウトドア活動を楽しむユーザーがターゲット!アクティブな休日の過ごし方を提案するデザインコンセプトとして企画されていました。
また、東京モーターショーでも世界初公開となる「Tjクルーザー」を発表!VANの積載性能とSUVの力強いデザインを融合させた新ジャンルのクロスオーバーコンセプトカーでした。
東京モーターショーも充実!
そして記憶に新しいのが東京モーターショーのトヨタブース。
スポーツカーと環境技術を融合した新たなクルマの楽しさを提案するコンセプトカー「GR HV SPORTS concept」も世界初披露されました。
「TS050 HYBRID」で鍛えたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載。ハイブリッドバッテリーを車両中央付近に搭載。重量物である駆動用のバッテリーを中央に搭載することで、スポーツカーとして走りの性能向上にも貢献していました。
同ショーでは更に……
こうしたモデルも発表されましたので、是非、東京モーターショー2017の記事をご覧ください!
2017年トヨタ最大の話題は……
そんな色々あったトヨタの2017年ですが、最大の話題は……
13年ぶりに国内販売が復活する「ハイラックス」ではマニアック過ぎますかね……
こうした遊びクルマを復活させてくれたトヨタの姿勢が嬉しいのです。
2018年もよろしくです!
いかがでしたでしょうか?2017年のトヨタ、さすが世界王者らしく、全方位をくまなく網羅しつつ、魅力的なコンセプトカーを多数発表していました。個人的には「ハイラックス」復活が一番嬉しいニュースでした。
2018年もトヨタの躍動に期待しましょう!