気軽にバイク体験ができるイベント「フォレストライダー」用の車両として、クロスカブとE-Vinoをカスタムしていく連載の2回目です。
クロスカブは分かるけど、E-Vinoって「そもそもってどんなバイクなの」という人も多いことでしょう。せっかくですの「E-Vino」についてサクっと触れてみましょう!
ヤマハ「E-Vino」について
人気番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」でお馴染みの電動スクーターがヤマハ「E-Vino」です。
定価は¥236,520ですが、今回用意した車体は中古車で約18万円ほどでした。値崩れしていないあたりから人気が伺えますね…
もちろん電気で動くので、外見的な特徴としてはマフラーが存在しません!なのでカスタムするときにはタイヤの変更やホイールペイントをアピールできそうですね!
さらにモーターで進むため駆動系が存在してませんし、エンジンの形状は普通のスクーターとは違いますね。ちなみに通常のVinoとは外装もところどころ変わっています。
エンジン始動はボタン一つ!
エンジンではないためにセルボタンはありません。
始動させる時はMODEボタンを押すとメーターが起動して、ボタンからすぐ左上のRUNが光ったらアクセルをひねれば音も静かに進みます。
本来セルボタンが付いているところにはBoostボタンがあります。これは坂道などで出力が必要になった時に押すことで威力を発揮しますよ!
シートの下を開ければバッテリーがあります。なお、バッテリーに電気を溜めるための専用の充電器もこのスペースの中に入っています。
比較できるようにペール缶を置いてみましたが、バッテリーは意外に大きいです。下側の四角いのが専用充電器になります。
作業は阿佐ヶ谷の「大洋モータース」
太洋モータース
東京都杉並区阿佐谷北4-6-30
TEL:03-3330-8000
http://www.taiyo-motors.com
阿佐ヶ谷に店を構える「太洋モータース」に外装のバラし作業をお願いしました。
作業を行ってくれるのは代表の稲村さんです!そして、助手は愛犬のロイド先生。
ちなみにE-Vinoなど電気バイクを扱う時には相応の資格が必要になります。場所によってはかなりの電気が流れている部分もあるので、ビリビリ来ちゃっても困りますからね!
スクーターの外装を外す時にはとにかくツメを折ってしまわないように注意が必要。
そしてVinoの場合はヤマハの音叉マークで隠されている部分にもネジがあったりします!
シート下のスペースはこんなに長いんですよ!バッテリーを納まるためでもあるのですが、エンジンよりもモーターの方が小さいためにこのスペースが作れるんでしょうね!
これが取り外した外装になります。塗るのはオレンジの部分をグリーンにして、ホワイトの部分をベージュにします。他にホイールも塗りますけどね!
外装が塗り上がるまでしばらくこの状態で保管することに。オフロードっぽくするために、ブロック系のタイヤとハンドガードを注文しておきます!