今年に入ってから「クラシック350」や「スクラム 411」など、ニューモデルが次々誕生しているRoyal Enfield(ロイヤルエンフィールド)。そして今回は、生誕120周年を記念して、黒金の凛々しいカラーリングが魅力的な特別限定仕様の2モデルが発売されました。
なお、発売開始日は2022年5月中旬頃で、日本では24台のみの限定販売ですので、欲しい方は早めのご決断を!
120周年を記念する2つのアニバーサリーモデル
アニバーサリーモデルはインド、ヨーロッパ、南北アメリカ、東南アジアにそれぞれ120台、合計480台のみの限定生産車両です。その中でもわずか24台(INT 650:7台/Continental GT 650:17台)が日本で販売されます。
ブラックアウトされ引き締まったボディに真鍮のタンクバッジやゴールドカラーのデザインがあしらわれることで、気品溢れるスペシャルな仕上がりとなっています。
特別仕様ということもあり両モデル共にサンプガード、フライスクリーン、ヒールガード、ブレースパッド、バーエンド、ツーリングミラーなど、ロイヤルエンフィールドの純正アクセサリーを装着しています。
INT650
INT(インターセプター)650はロイヤルエンフィールドの中でも最も愛されているモデルで、イギリスで記録的な販売台数を売り上げ、Indian Motorcycle of the Year 2018をはじめとする様々な栄誉ある賞を獲得したバイクです。
伝統的でクラシカルなビジュアルや、俊敏かつ操作性に優れたハンドリング、力に自信の無い方でも簡単に取り回せる軽量さが魅力。そして、ビンテージルックを踏襲する美しい造形の新型エンジンは、旧型とは比較にならないほど高性能に仕上がっており、メンテナンスも容易にしてくれます。
限定モデルの価格は108万1,300円(税込)で、日本では7台のみの限定販売です。
Continental GT 650
カフェレーサーカスタムが盛んだった、1950〜60年代のイギリスを彷彿させるスタイリングが特徴的なコンチネンタルGT 650。
当時のTTレーサー仕様でありロッカーズカルチャーを象徴するセパレートハンドルやカフェシート、えぐり加工が施されたガソリンタンクが標準装備されています。
気になる価格は112万8,600円(税込)。台数はINT650よりも多く、限定17台です。
ペイントは職人による手作業
ガソリンタンクは、ただのブラックペイントではなく、ブラッククロームで仕上げられた豪華仕様となっています。
また、往年のビンテージデザインを彷彿させるこだわりのデカールもしかり、タンク上部には限定モデルを示す、シリアルナンバーが刻印されています。
手書きのピンストライプはロイヤルエンフィールド伝統のマドラスストライプに敬意を表したもの。
真鍮製のタンクバッジもハンドメイド
鋳物製法で一つ一つ製作された真鍮製のタンクバッジは、インド・タミルナードゥ州にあるクンバコナム寺院の専属職人である彫刻家のSirpi Senthilファミリーとの共同作品。
Sirpi Senthilファミリーは、インドで最も尊敬されている神殿のためだけに何世紀にもわたって模範的な真鍮の彫像を作成するために人生を捧げてきた職人です。
アニバーサリーカラーを引き立たせるオールブラック仕様
サイドカバーにも特別モデルを示すデカールがあしらわれており、特別仕様のデカールやピンストライピング、真鍮製のタンクバッジを引き立たせるためにエンジン周りも全てブラック仕様となっています。
全貌を見るなら「VIEW IN 360°」で確認しよう!
ロイヤルエンフィールドのWEBサイト内の120周年記念モデル特設ページには、「VIEW IN 360°」というバーチャル空間内で車両をあらゆる角度から見ることができます。細部までしっかりと確認したい方は「VIEW IN 360°」を利用して限定モデル2台を思う存分堪能してください。
それにしても、どちらのモデルもロイヤルエンフィールドが持つヘリテイジな魅力と最新テクノロジーが融合した、非常に完成度の高いバイクに仕上がっているのではないでしょうか。日本で24台しか発売されない超プレミアムなバイクですので、迷ってる暇はありません。気になった方は即行動されることをオススメします。