ロイヤル・エンフィールドのVツイン!?「KXコンセプト」は市販化されるのか?

ちょっと古い話題で恐縮ですが……EICMA 2018でインドのモーターサイクル・メーカーであるロイヤル・エンフィールドがVツインエンジンを搭載したコンセプトモデルを発表していましたね!

EICMA2018に出品された車両のなかで2019年に市販予定のモデルの多くはご紹介しましたが……唯一の例外を除いて、コンセプトモデルは載せていなかったのであります。

 

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その唯一の例外というのが、アプリリアが世界初公開した「コンセプト RS660」。同社製V4エンジンを半分にした高性能・コンパクト・ハイパワーエンジンを、これまたコンパクトな車体に搭載。空力コンシャスなカウルに身を包んだ、魅力的なスーパースポーツ・コンセプトモデルでした。

そんなワケで、もう一つの注目すべきコンセプトモデルとして、今回はロイヤル・エンフィールドの「KXコンセプト」をご紹介したいと思います。

ロイヤル・エンフィールドは積極的に新車投入中!

ロイヤル・エンフィールドは元々はイギリスのメーカーであり、軍用モデル(ビレット)を植民地であったインドで生産していた背景があります。それが今ではインド人の手で経営されるようになったという、他に例のない珍しいメーカーです。その主力モデルは単気筒エンジン搭載の「ビレット」なんですけど、どうでも良い話ですが、筆者の愛車でもあります。

それでですね……インド人の手により新世代エンフィールドが開発されておりまして……

空冷ツイン搭載カフェレーサー!ロイヤル・エンフィールドの新型「Continental GT 650」が魅力的!

こんなパラツインエンジン搭載車を新発売したことは、以前当サイトでもお伝えしています。コチラもネオレトロ路線をキープしており、良い感じのモデルに仕上げていたのでした。

「KXコンセプト」はかつての名車がモチーフ!

そんな積極果敢なロイヤル・エンフィールドがEICMA 2018(ミラノショー2018)で世界初公開したのが、コチラの「KXコンセプト」。

イギリス車にしては珍しいVツインエンジンを搭載しています。このエンジンはご覧のように空油冷式。排気量は838cc。従来モデルから引き続き、ネオレトロ路線を継承しています。

この「KXコンセプト」は、ロイヤル・エンフィールドのかつての名車をモチーフとしています。

 

それがコチラ!1930年代に本家イギリスのロイヤル・エンフィールドが生産していた「KX」です。厳密には1938年モデルのようです。

総排気量1,140ccのサイドバルブエンジンを搭載したモデルでした。

 

ハーレーなんかも同じですが、Vツインエンジンは単気筒エンジンをベースにコンロッドをチョイっと足すと出来るので、高性能化を目指すには比較的簡単な手段。ということで実はイギリスでもVツインエンジン搭載車が作られていた時代があるのです。

 

さて、EICMA2018で公開された「KXコンセプト」。「KX」をモチーフにしているのはエンジンと車体全体のシルエット、それにカラーリングくらい。

フロントフォークにはカバーが被せられていて、どんな構造なのか分からず終いです。ヘッドライトはご覧のようにLED製。

 

フレームはスチール鋼管製でしょうが、ご覧のように、かなりコンパクトに仕上げられていて、エンジンを車体の強度メンバーとして利用するオープンループ構造としています。

 

興味深いのは、シート下にリアショックを収納している点。これはリヤリジッド(リヤショック未装備)であったオリジナルのイメージを踏襲しながら、快適性を確保するための処理でしょう。

シートレザーも本革っぽくてカッコいいです。

「KXコンセプト」の市販化はあるのか?

ということで今回は、ロイヤル・エンフィールドがEICMA2018で公開した「KXコンセプト」をご紹介してみました。「生産予定のないコンセプトモデルである」と明言していましたが、同社のFacebookページには、「聞かせてね!」なんて書いてありましたら、反応を知りたいのでしょう。

ちょっと各部が荒っぽい感じがしますし、無理にコンセプト感を演出し過ぎでもありますが、筆者個人的には、普通に正立フォーク入れて、スポークホイール化して、2本ショックにして市販化すれば良いのかな、と思います。

興味を持たれた方は、同社のFacebookページにコメントしてあげてください!

 

Royal Enfield

東京都足立区鹿浜5-19-19
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