スタンダードの質が向上!スズキ「スウィッシュ」は上質な通勤快速!

唯我独尊を貫く日本メーカー、それがスズキです。他社にないニッチなモデルをリリースする、二輪隙間産業界のエキスパートと言ったら叱られてしまいますかね?

 

販売目標が謙虚すぎる!クラス唯一のスーパースポーツ、スズキ「GSX-R125」に注目すべし!

2018年1月にスズキがリリースしたニューモデル「GSX-R125」もクラス唯一のスーパースポーツ・モデル。それが実に魅力的なモデルであることもまた、スズキらしさ全開でしたね。

そんなスズキが、またしても魅力的なニューモデルを発表しました!

 

「スウィッシュ」はスタンダードの質を向上させる!

さて、それがコチラのニューモデル「スウィッシュ」。“125ccの上質なスタンダードスクーター”と表現されています。リリースには……

スクーターを乗り継いだ人も納得する上質なスタンダードスクーターとして、「軽快に」、「スタイリッシュに」、「便利に」をキーワードに開発した、新型の原付二種スクーターである。

と記載されています。

 

また、寒冷時の快適性を高めた「スウィッシュ リミテッド」も合わせて発売されます。寒冷地仕様ということで、「スウィッシュ リミテッド」の方には、手元の防風効果を高めるナックルバイザーや、指先の冷えを和らげるグリップヒーター、シート座面を温めるシートヒーターを装備することで、寒い季節でも快適な走りを実現します。

 

さて、”スタンダードの質を向上させる”とは、何なのでしょうね?

そもそも本モデルは、いわゆる“通勤快速”として使われる、速さ・安さ・実用性を求められる、世界で最もシビアなジャンル(筆者調べ 笑)である原付二種に属するスクーターです。そのため、主な用途である通勤や通学における使い勝手の良さを追求し、取り回しの良いコンパクトな車体と前後10インチのタイヤを採用しています。

また様々な街に似合うスタイリッシュなデザインと、大容量のシート下トランクスペースやUSB電源ソケットなどの便利な機能や装備を充実させています。

 

さて、スタンダードの質を向上させるには、何は無くても、走りの良さと低燃費が求められます。それに対応するため、スズキの次世代エンジンSEPが搭載されています。

燃費の良さは御覧の通りであり、力強い加速性能(最高出力6.9kW / 7,000rpm、最大トルク10N・m / 6,000rpm)と優れた燃費性能(51.0km / L)を両立。124cc空冷2バルブ単気筒SOHCエンジンとしては充分なパフォーマンスを実現しています。

 

また、ユニークなのは、そのホイールサイズ。軽快な操作性と、意外な凹凸などが突如出没する都会の路面状況での優れた操縦性を追求した結果、このクラスでは珍しい前後10インチサイズをチョイス。

このアルミ製キャストホイールは前後輪100 / 90-10。5本スポークデザインはスポーティな雰囲気を醸し出します。

ちなみにフロントはフォークブーツを標準装備したテレスコピックサスペンションを採用。フロントブレーキには、直径200mmディスクブレーキに、2ポットキャリパーの組み合わせ。高い制動力を発揮します。

 

リヤにはアルミ製スイングアームと共に2本サスペンションを装備。不等間隔で巻かれたプログレッシブスプリングを採用しています。これは優れた路面追従性を実現し、快適な乗り心地に貢献します。また、タンデムや積載状況に合わせ3段階のスプリング調整が可能なのも◎です。

ということで、走りの源となるエンジンのみならず、それを支える足回りにも一工夫がされていることが分かります。

 

さて、それ以外にも「スウィッシュ」には見所があります。それは……取りまわしのしやすいコンパクトな車体と、自由度の高いライディングポジション。跨った時に一体感を生み出します。また広々としたフラットな足元スペースを確保している点も、通勤快速仕様には見逃せないポイントです。

そして実用面では……

 

今や必須となりつつある、多機能で見やすいフル液晶デジタルメーターの装備をはじめとして……

  • フルフェイスヘルメットを収納しても余裕あるスペースを確保した大容量のシート下トランクスペース。
  • 500mlのペットボトルを2本入れても余裕あるスペースを確保したフロントインナーラック。
  • ハンドル下に装備した、大型のストッパー付折りたたみ式かばんホルダー。
  • 鍵穴をカバーすることができるシャッターキーを装備した、シート・給油口開錠機能付ステアリングロック。
  • センタースタンドに加え、駐車時に便利なサイドスタンドも標準装備。
  • USBソケットを標準装備。
  • スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュでエンジン始動が可能な「スズキイージースタートシステム」。

などなど、通勤快速クラスのスタンダードの質を向上させる充実っぷり。

 

スウィッシュはお値段も魅力的!

いかがでしたでしょうか?今回は、スズキ入魂の1台「スウィッシュ」をご紹介してみました。

さて、注目の車両本体価格(消費税込み)ですが……31万8,600円です。ムムッ、「アドレス125」は22万1,400円ですから、かなりお高いです。コレはスズキらしからぬ勝負手と見ました!

正直なところ、「アドレス125」とエンジンは変わらず、車両重量はそれなりに増加しています。フル液晶デジタルメーターとUSBソケットは嬉しいとして、この大幅な価格アップは受け入れられるのでしょうか?

 

スウィッシュのスペック

  • 全長×全幅×全高:1,830×690×1,095mm
  • ホイールベース:1,250mm
  • シート高:760mm
  • 装備重量:114kg
  • エンジン型式 / 弁方式:強制空冷4ストローク単気筒 / SOHC2バルブ
  • 総排気量:124cc
  • ボア×ストローク: – × – mm
  • 圧縮比: –
  • 最高出力: 6.9 kW 〈9.4 PS〉 / 7,000 rpm
  • 最大トルク:10 N・m 〈1.0 kgf・m〉 / 6,000 rpm

 

参考-スズキ
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。