「XEAM(ジーム)」は、2018年2月に電動スクーターのマイナーチェンジモデルを発表し、11月には新しい電動スクーターとして125㏄クラスを発売予定です。
電気で動く次世代の乗り物を体験してほしい!という思いが込められた、「XEAM(ジーム)」から最新の電動バイクをご紹介したいと思います。
実用性あり!? 最高速度43㎞ / hの電動バイク
2月に発売された「notte V2(ノッテ ブイツー)」は、2017年10月に発売開始された電動スクーターからマイナーチェンジされたモデル。
主なアップデート内容として新色の追加や安定性、走行性能の向上、防錆処理の品質向上があげられています。
10色のカラー展開で、シルキーピンクとイエローは特別限定となり10台のみ。
電動バイクでやっぱり気になるのは速度と充電時間ですが、従来のタイプより最高速度3km / hアップし充電時間は10時間(AC100V)、航続距離60kmとなっています。
バッテリーは着脱できるリチウムイオンバッテリーが採用され、家の中に持ち込み充電することが可能。
普段使いに利用にしては、10時間という時間を要すると翌日までにフル充電できない場合もありそうです。安全にゆっくり走行できる、エコな乗り物ではあります。
防犯対策として、ハンドルロックや盗難防止アラームが搭載されています。
「notte V2 」のスペック
- 車体寸法:1,650 / 680 / 1,030(mm)
- 重量:バッテリー装着時 約64kg、未装着時 約55kg
- 最高速度:43km / h
- 航続距離:60km
- モーター定格出力:600W
- 充電時間 / 充電電源:10時間 / AC100V
- バッテリー種類 / 電圧 / 容量:リチウムイオン電池 / 48V / 24A
- 駆動方式:リアモーター
- タイヤサイズ:80 / 90-10(チューブレス)タイプ
- ヘッドランプバルブ種類 / ヘッドランプ:LED
- 乗車定員:1名(原付一種扱いとなるため原付免許が必要となります。)
- 本体価格:¥158,000(税抜)
※価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
125㏄クラスの電動スクーターが発売予定
2018年11月に発売される「REET S (リートエス)」は、ホワイトとブルーの2色展開。BOSCH(ボッシュ)社のモーターを採用した原付2種のモデルです。
「REET(リート)」シリーズは、都会的なシンプルデザインが特徴的。
装備には、誤発進を防止するためのパーキングシステムを搭載し、狭い駐車場でも切り返しなどがしやすいので、街乗りにぴったりな電動スクーターとなっています。
その他に500mlのペットボトルが収納できるポケットやUSBポートがあり、スマートフォンの充電も可能です。
REET(リート)50㏄クラス スペック 詳細
- 車体寸法:1,670×700×1,120(mm)
- 重量:バッテリー装着時 約65kg、未装着時 約55kg
- 最高速度:40km / h
- 航続距離:約60km
- モーター:BOSCH
- モーター定格出力:600W
- 定格電圧:60V
- 充電時間 / 充電電源:8時間(開発中)/ AC100V
- バッテリー種類 / 電圧 / 容量:リチウムイオン電池 / 48V / 24A
- 駆動方式:リアモーター
- ブレーキ形式(前/後):油圧ディスク / ドラムブレーキ
- 乗車定員:1名(原付一種扱いとなる為、原付免許が必要となります。)
- 本体価格:¥198,000(税抜)
REET S(リートエス)125㏄クラス スペック詳細
- 車体寸法:1,670×700×1,120(mm)
- 重量:バッテリー装着時 約65kg、未装着時 約55kg
- 最高速度:45km / h
- 航続距離:約60km
- モーター:BOSCH
- モーター定格出力:1,000W
- 定格電圧:60V
- 充電時間 / 充電電源:8時間(開発中)/ AC100V
- バッテリー種類 / 電圧 / 容量:リチウムイオン電池 / 48V / 24A
- 駆動方式:リアモーター
- ブレーキ形式(前/後):油圧ディスク / ドラムブレーキ
- 乗車定員:2名(原付二種となる為、小型自動二輪免許以上が必要になります。)
- 本体価格:¥238,000(税抜)
※価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれていません。
ツーリングをしていると、道の駅や高速のパーキングエリア、コンビニなどで充電できるスポットを見かけます。
まだ完全に普及には至っていないので、充電の渋滞が起こっている様子はみかけませんが、いずれ充電渋滞が起こる可能性はあるでしょう。
価格として約15〜20万円台について、少し割高に感じるのは仕方がないのでしょうか。
災害時の対応や充電時間の短縮、バッテリーの小型化など、電動バイクが進化していく過程を見れるのも楽しみです。