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2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

カワサキの「Ninja 1000 SX」といえば、決してフラッグシップモデルではないものの、根強い人気を誇る大排気量スポーツツアラーです。

そんな大排気量スポーツツアラー「Ninja 1100 SX」の2024年の新色が発表されたので、歴代の「Ninja 1000」を振り返りながら、ご紹介していきましょう!

 

初代「Ninja 1000」は2011年に登場

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

こちらがアメリカ仕様の初代「Ninja 1000」です。当時のリリース(モデルインフォメーション)には以下のように記載されています。

エキサイティングな運動性能と魅力 的なフルフェアリングを持つスーパースポーツに、日常的に使える実用 機能を持たせた全く新しいマシンパ ッケージ。 パフォーマンスと実用性のベストバ ランスを追求した Ninja 1000 は、ス ーパースポーツ、スーパーネイキッ ド、ミドルスポーツなど、様々なモデ ルに満足できなかったライダーに向 けた、新たなカテゴリーのニューモ デルです。

 

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

当時のカワサキは新カテゴリーを打ち出していましたが、根底にあるのはフルフェアリングを装備してパフォーマンスと実用性を兼ね備えたモデル、ということですね。エンジン&フレーム、それに足回りはネイキッドモデル「Z 1000」と共通でしたが、グラマラスかつ魅力的なスタイリングのフェアリングを装備することで、異なった魅力が引き出されました。

ちなみに「Ninja 1000」はヨーロッパでは「Z 1000」として発売されましたが、当時からパニアケースを標準装備した「Z 1000 SX Tourer」と、トップボックスを標準装備した「Z 1000 SX City」がラインナップされていました。

 

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

エンジンは排気量1,043ccの水冷並列4気筒DOHC。フレームはアルミニウムツインチューブ。車両重量は228kg。この「Ninja 1000」が源流となり、現行モデルの「Ninja 1000 SX」に受け継がれています。

2011年に登場した「Ninja 1000」は残念ながら海外モデルでした。「Ninja 1000」は2014年にはマイナーチェンジを受け、外装が変更されたほか、3モードKTRC(トラクションコントロール)を新たに装備されました。また、取付方法が簡略化されエンジンキーで開閉可能な専用パニアケースや、工具なしでプリロード調節が可能なリアサスペンションが装備されていました。

 

「Ninja 1000」の日本導入は3代目の2017年モデルから!

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

「Ninja 1000」の日本導入は3代目の2017年モデルから始まりました。ちなみに、当時の正式なモデル名は「Ninja 1000 ABS」でした。

また、2代目からの主な変更点はヘッドライトがLED化されたことです。さらにウインカーがカウルと一体化され、流れるような美しいフェアリングとなっていました。

 

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

ニューモデルとして登場した「Ninja  1000 ABS」のリリースの一部を抜粋して掲載します。

優れた快適性と運動性能を併せ持つスポーツツアラーNinja 1000 ABS。外観はNinjaの血統を色濃く受け継ぐシャープなデザインがスポーティなイメージを強調しています。 (中略)スポーティなフォルムに卓越した走行性能、扱いやすさも加わった「Ninja+ツーリング」という夢のコラボレーションが、これまでにないライディングフィールを提供します。

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

日本に登場した時の「Ninja  1000 ABS」は、明確にスポーツツアラーとして打ち出されていました。

この2代目「Ninja 1000 ABS」は、2020年モデルから「Ninja  1000 SX」とモデル名変更され、そのまま現在に至っています。

 

「Ninja 1000 SX」2024年ニューカラーが登場!

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

こちらが今回発表された2024年モデルの「Ninja  1000 SX」です。変更点はカラー&グラフィックのみで、ご覧のニューカラーは“メタリックディアブロブラック×メタリックファントムシルバー”を採用しています。

黒銀のモノトーンな車体にライムグリーンが差し色として使われ、新鮮な印象に仕上がっています。

 

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

2つ目の新色は“エメラルドブレイズドグリーン×メタリックマットグラフェンスチールグレー(GN1)”です。2023年モデルとよく似ていますが、グリーンの配置などが異なります。

 

2024年モデルの「Ninja 1000 SX」にニューカラーが登場!【Ninja 1000の歴代モデルもついでに復習!】

最後にご紹介するのは、新色の“メタリックマットグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック(GY1)”です。随所に差し色として使われている、レッドの配置が実に魅力的な一台です。興味を持たれた方はぜひ比較してみてください。

 

「Ninja 1000 SX」のスペック

エンジン型式 水冷 4ストローク 並列4気筒 DOHC
排気量 1,043cc
最高出力 104kW / 10,000rpm
最大トルク 111Nm / 8,000rpm
車両重量 236kg
全長×全幅×全高(mm) 2,100×830×1,190(ハイポジションは1,225)
最低地上高 135mm
シート高 820mm
変速機 6速リターン
燃料タンク容量 19L
タイヤサイズ F:120/70ZR17M/C (58W)、R:190/50ZR17M/C (73W)
カラー メタリックディアブロブラック×メタリックファントムシルバー(BK1)、エメラルドブレイズドグリーン×メタリックマットグラフェンスチールグレー(GN1)、メタリックマットグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック(GY1)
価格(税込) 159万5,000円

 

Writer: Reggy

Information

カワサキ
公式サイト

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