2017年のカワサキは”最も多く魅力的なニューモデルを発表してくれたメーカー”だと断言して良いでしょう!
2016年のカワサキは「Ninja H2 Carbon」のインパクトは強かったものの、「W800」や「ZXR1200 DAEG Final Edition」など、多くの車両の生産終了が記憶されています。
その反攻に出た2017年は本当に凄かったのです!
Z900RS Cafe & Z900RSが遂に姿を現した!
まずは何と言っても「Z900RS Cafe」。2018年の市販化と国内導入までも明らかにしてくれています!
そして、そのベースとされた「Z900RS」に至っては……
なんと2017年12月1日より発売が開始されているのであります!凄い早業です!
人気のNinja 250 & Ninja 400はモデルチェンジ!
「Z900RS」が世界初公開された東京モーターショーで、もう一つ人だかりが出来ていたのが「Ninja 250」&「Ninja 400」でした。
車体を共通化しつつ、それぞれに魅力を増している巧みな手腕には驚かされました!
エストレヤはファイナルエディション……
しかし……もちろんこのご時世、良い話題ばかりではありません。
カワサキが誇る定番250ccモデル「エストレヤ」がファイナルエディションとなってしまいました……
往年の名車「650RS W3-A」をイメージしたカラー&グラフィックが涙を誘ったものでした。
国内にも続々とニューモデルが導入された!
高い汎用性を持つアドベンチャースタイルのツーリングモデル、「VERSYS-X 250」&「VERSYS-X 250 ABS TOURER」。当初は300ccモデルがヨーロッパ向けとして発表されていたのですが……
国内販売開始!カワサキ「VERSYS-X 250 ABS TOURER&VERSYS-X 250 ABS」で冒険に出掛けたい!
250ccに排気量が落とされて、国内販売が開始されましたね。
また、「Z1000 ABS」、「Ninja 1000 ABS」、「Z650 ABS」の国内販売が開始されたのも、2017年のことでした。
導入初年度ということもあり、モデルイヤーが被りながら、2018年モデルも発売が開始されました。
モトクロッサーは250ccモデルがモデルチェンジ!
250ccモデル「KX250F」が唯一モデルチェンジを受けていました。
エンジンは全回転域でパワーとトルクを向上。サスペンションセッティングを変更し優れた衝撃吸収性と作動性を実現。コーナー新入時のブレーキングから加速時までの安定性を高めていました。
あの”W”が海外で復活!?
あえなく2016年に生産が終了した「W800」。そして日本では「エストレア」も2017年に終売となったわけですが……
遠い海の向こうインドネシアでは「W175」なるニューモデルが登場していました!
これは日本への導入を期待したいところです。
特別限定モデルも例年通り多数リリース!
カーボン外装!? グラフィックに凝ったカワサキ「Ninja 400 ABS Limited Edition」が300台限定で発売!
例年通り、”KRT Edition”を始めとした特別限定車が多数リリースされました。中には珍しいモデルも!
こんな”カモフラージュ・グラフィック”を採用した限定カラーも登場しました!
スーパーチャージドエンジン搭載のニューモデル!
そしてトドメはコチラ!カワサキが誇るスーパーチャージドエンジン搭載のスポーツツアラー「Ninja H2 ZX」です。
「Z900RS Cafe」と共にミラノショーが世界初公開されました!
扱いやすさを向上させたうえ燃費も改善。そして何より、スーパーチャージドエンジン搭載モデルを公道で乗れるということで、俄然注目が集まりました。
さらに!本モデル発表直後にカワサキは日本での2018年の発売開始を明言してくれたのです!嬉しかったなぁ~
充実しまくりの2017年でした!
カワサキの2017年が、実に充実していたことが、あらためて良く分かりましたね。あとは「W800」と「エストレヤ」の後継車が出てくればパーフェクトでしょう!
それにしても「Z900RS Cafe」と「Ninja H2 ZX」の国内販売開始が待ち遠しいですね!カワサキさん、今年は沢山ありがとうございました。2018年もよろしくお願いしまっす!